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Caetano『zii e zie』

 新譜と言うにはいくらかすでに時間が経ちすぎているが、Caetano Veloso (banda Ce) 『zii e zie』を聴く。みずみずしさを失わないオトナがたどり着く、シンプルだけれど妥協のないこだわりで磨き抜かれた音楽。若き駆け出しのガレージバンドのような無邪気さをたたえる老練な奥行きのある音の深み。カエターノのボーカルは、時に国籍不問の朗読か詩吟のおもむき。演奏の前面にフィーチャーされているギターも印象的。
 エンディングの「Diferentemente」がとてつもなく心地よい。文字通り「違い」のわかるバンダを体現しているかのような曲。いや、例によって詞の内容は全く知らないのだけれど。

 ちなみに『zii e zie』というタイトルは『ジー・イ・ジー』とカナになっているのだが、僕にはイタリア語にしか見えず、従って「ジーイ・エ・ジーエ(ジーというよりズィーだが)」としか読めないのだった。そして、もちろん字面からは、ご無沙汰のおじさんとおばさんが押し寄せてくるのであった。あぁ、おじさん、おばさん、僕は元気です、外見は唖然とするほど変わり果てているかも知れませんけど、ええ、確かに僕なんです、元気でいます、おじさん、おばさんもお変わりなく・・・。
by mono_mono_14 | 2009-08-24 16:07 | 音/musica | Comments(0)

海。

Vacanza al mare... oppure solo una pausa sulla spiaggia.

 詐称・湘南ボーイは、詐称なだけあって、ずいぶんと海に行っていなかったのだった。だけれども、詐称・湘南ボーイは、詐称とは言え湘南育ち(の期間があったわけ)なので、行けばやっぱり海はいいなと思うのだった。それがほんの一瞬のことだったとしても。
 夕日が背中越しに差し込んでくる海にはあまり馴染みがない。夕日はやっぱり江ノ島越しに海に沈んでいくものだろ。
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by mono_mono_14 | 2009-08-17 20:19 | 雑/quotidiana | Comments(2)

超サイコー。

 きっとこれはハモンドだ。このオルガンはきっとハモンドだ。どこまでもただひたすらぐるぐるぐるってうねってる。ずんずん進む小さなバスは、オルガンのグルーヴいっぱい浴びる。道ある山ある海もある。人いる花ある鳥もいる。晴れたり曇ったり雨ふったり。あの道この道どんな道、乗りたい人、降りたい人、すべて受け容れずんずん進む。畑の脇もビルの谷間もでこぼこ道もずんずん進む。そこに道があり、そこにバスを待つ誰かがいれば、バスは休まずずんずん進む。朝日が昇り、夕暮れが来て、月が太陽に代わっても。地球サイコー、いま生きてるって超サイコー。

 『たいようオルガン』。日本語が紡ぐ極上のグルーヴ。21世紀の日本に生きる喜びのひとつがここにある。こんなファンキーな絵本があるなんて。
by mono_mono_14 | 2009-08-12 11:09 | 本/libro | Comments(0)