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どうにかこうにか

Penso che le cose di importante per fare un sito internet sono aggiornare frequentemente e fare tanti link come sto provando su questo blog. Comunque ho pututo farlo da due mesi.

 情報収集はインターネット、買い物もインターネット、翻訳もインターネット、人によっては一緒に死のうとする見知らぬ仲間(ヘンな関係だ)までインターネットで見つけたりする、そんな時代になり、僕なんかも、こんなにお手軽にブログを持たせてもらったりしているわけだけど、僕らがインターネットや電子メールに出会ったのは、そんなに昔のことではない。
 高校時代の友だちと草サッカーチームをつくったのが今から約8年前(実際の活動機会はもはや消え入りそうな頻度だけど)。その頃、みんなの勤め先に少しずつメールが普及し、ちょっと昂揚感あるおバカなやりとりをしたのを懐かしく思い出す。僕の会社は、最初は外向けのアドレスが1つしかなく、外から送られてきたメールは郵便係が開いて全文をコピペして社内で転送するという、下宿の呼び出し電話みたいな状態だった(こちらから送るときも同様。今思うとあり得ない)。そんな状態でもメールが来たら返事を書かずにいられなかった。今はメールアドレスはいくつも持ってて、開かれることなく削除されるメールもあったりする始末。
 その頃、またもや「BRUTUS」だったと思うけど、インターネットの特集が組まれた。そのなかで今でも覚えているのは、もしかしたらNYで一足早くインターネットにどっぷり浸かっていた坂本龍一教授が言ったのだったかも知れない、「ホームページでとにかく大事なのはアップデートとリンク」という説。何となく、本質を掴んでいるような気がした(今もする)。
 そんなわけで、「できるだけリンクを張りながら歯を食いしばって毎日更新」でブログに挑戦中。ま、歯は食いしばってないしときどきズルもしちゃってるけど、どうにかこうにか2ヶ月が過ぎました。明日からは、なんと12月…。今年も終わりなんですね。早いのぉ。
by mono_mono_14 | 2004-11-30 23:32 | 雑/quotidiana | Comments(0)

今福龍太とブラジル

Ryuta Imafuku e' un critico che fa pensare alle cose sudamericane (soprattutto quelle brasiliane) solitamente. I suoi lavori sono molto stimolanti e mi danno dei nuovi modi di pensare per cui mi piacciono i discorsi da Imafuku.

 日曜日の日本経済新聞の文化欄に、今福龍太の「神はブラジル人?」という文章が掲載されていた。彼は、韓日ワールドカップの決勝の朝にも、同じ欄に「フットボールの快楽」と題したテクストを寄せている。今福さんは、ブラジルのサッカーや音楽、アートを感じ取りながら、今の世界を生きるための道しるべを浮かび上がらせようという試みを、慎ましやかにおこなっている(というのは僕の理解だけど、実はただの“ラテンおやじ”という可能性もある)。

 今年の初夏、東京国立近代美術館で「ブラジル:ボディ・ノスタルジア」という展覧会があった。その関連企画として、ブラジル文化の研究者らによる幅広い視点からの連続レクチャーが催され、そのなかに今福さんの講演もあった。仲よしの友だちと聴きに行った。パワーポイントでアート作品や映画、自分で撮った写真などを見せながら、どうにも論旨の掴みにくい、ただブラジルへの確かな愛を穏やかに披露していることだけはハッキリ理解できる。彼が行ったのはそんなプレゼンテーションだった。ついでに言えば、時間配分もめちゃめちゃだった。
 そのレクチャーのなかで、テロを警戒するアメリカが外国人入国者に対する指紋採取を強要したことに抗議して、いち早くブラジルがアメリカ人の入国者に対してだけ指紋を採取する措置を採ったことを誇らしげに(?)紹介していた。昨日の日経のエッセイでも、「神はブラジル人だ」というブラジル民衆に広く聞かれる言い方と、「ゴッド・ブレス・アメリカ」という言い方を並置して、どちらの“嘘”が、日常の平明な良心と真摯な情熱に裏づけられているかを問うている。思わず吹き出してしまいそうなブラジルへの偏愛が、不意に世界の今を切り取り、僕らへの問いとなって立ち現れる。そんな時でも、今福さんは帽子をかぶってにこにこと立っているだけだ。

 彼のロマンティックな文体、今を切り取る視点とアプローチにずいぶんと惹かれ、今福さんの本はだいぶ持っていると思う。初期の共著『ブラジル宣言』が入手できずにいるけど、それ以外はひととおり本棚に並んでいる。サッカーが好きなら『フットボールの新世紀』(廣済堂)、旅が好きなら『移り住む魂たち』(中央公論社)をお薦めしたい。
 今福さんの世界に僕は、いつ、どうやって出会ったのだっただろうか。もう思い出せない。
by mono_mono_14 | 2004-11-29 22:26 | 文/cultura | Comments(0)

鯖寿司

Mi piace il maccarello in ogni cucina. Recentamente ai giapponesi piacciono i sushi di maccarello sottaceto (saba-zushi) e anche a me ovviamente. Ci sono tanti tipi di saba-zushi tutto in Giappone e mangio spesso quelli di Fukui, Toyama, e Kyoto. Buonissimi!

 が好きだ。いつ気づいたのかは思い出せないけど。シメサバも刺身も味噌煮も好き。もちろん鯖寿司も。なぜか「Casa BRUTUS」(2004年11月号)に「Tres Bien Saba Bien 実は好きなんです。日本全国お取り寄せ鯖ずし100!」なんていう特集が組まれるくらいだから、好きな人も多いんだろうね。そして、今日、テレビをぼーっと観ていたら、神楽坂の「姿」という小料理屋(居酒屋?)で鯖寿司をウリにしていると言うではないか! このお店は、僕が勝手に師と仰ぎ著書をバイブルとしている太田和彦さんの本でも紹介されていたお店。あー、行ってみたい! 食べてみたい!!
 以下、鯖寿司の話を少し。
 (その1)最近、と言っても2年近く経ってるんだけど、出張のため早起きして出向いた羽田空港で朝ご飯になりそうなものを物色していたとき、確かJALのお店で、美味しそうな鯖寿司を見つけた。「みちこがお届けする若狭の浜焼き鯖寿司」。福井のお寿司だ。もうだいぶ有名になっているみたいだけど、僕はそのとき初めて見つけて一も二もなく買ってみた。出発便を待つ間に食べたら、もう涙が出そうなほど美味しい。焼き鯖の風味、挟み込んである甘辛く煮た椎茸や生姜(ガリ)も効いていて、ほんとに美味しかったのだ。それ以来、羽田空港に寄るたびに、チャンスがあればJALのお店を覗く。ANAに乗る日でもJAL側からチェックインしてお店を覗いたりしてみる。ここまで恋い焦がれているのになかなか買えずにいるのが寂しい。
 (その2)ANAで飛ぶ先のひとつ、富山。富山と言えばマス寿司が有名だけど、鯖もある。僕が出張で富山に行くたびに何としても買おうとあがいているのは、一口サイズのお寿司を笹でくるんである「千両」の笹巻寿司。柿の葉寿司みたいなかっこう。とても美味しい。これは、もう10年くらい前になるのかな、出張先での打合せが長引いているときに、向こうの担当者の友だち(だから僕らのシゴトとは直接は無関係な人)が差し入れてくれたのだ。打合せが難航していたせいもあったのか、すごく美味しくて、どこで買えるのかとか訊いた。それ以来、たとえシゴトは不振でも笹巻寿司はゲットできるよう腐心している。最近、富山もご無沙汰だなぁ。
 (その3)そして、鯖寿司と言えば、鯖街道(らしい)。始点の福井や終点の京都には鯖寿司の名品がたくさんある(らしい)。友だちに教えてもらったのは、京都は八坂神社前の「いづう」の鯖寿司。とても美味しい。鯖は肉厚だし、僕が京都ブランドに気圧されてるのか、姿にも気品があるような気がする。この友だちは、京都を猛烈に修行中なので、もしかしたら、また違う鯖寿司を開拓してくれたりするかも・・・なんて。
 他にも美味しい鯖寿司はたくさんあるだろうなあ(涎)。
by mono_mono_14 | 2004-11-28 23:49 | 味/buono | Comments(0)

・・・というわけで

Finalmente ho comprato un nuovo lettore CD con la radio. Dopo lo mettevo sul tavolo ho cominciato ad ascoltare la musica. Come felice! Poiche' i miei colleghi sentono la musica che sto suonando, vorrei fare le belle scelte.

 ・・・というワケで、今日、やっぱりCDプレーヤーを買ってしまった。これです。スピーカーが外せるからレイアウトの自由度があること、ラジオが聴けること、デザインと価格が許せる範囲内だったこと、が選定理由。さっそく設置してCDかけまくった。やっぱりしあわせ。シゴトがはかどったかは別問題ですが...。

 さっそく今日、流したCDは以下の4枚。でも、こうやって音を出してると、周りの人に選曲を値踏みされてたりしそうで、ちょっと緊張。

Nossa Alma CantaNossa Alma Canta
 Italia meets Brasil。友だちが最近のお気に入りだと貸してくれた。カフェ系(?)に含めていいのかも知れないけど、まったりという感じでもない。リズムセクションが目立つ感じの音づくり。
Te'te'A la faveur de l'automne
 Senegal goes France。ジョアン・ジルベルトの来日公演レポートが掲載された「ラティーナ」で紹介されていた。その記事を読み、店頭で試聴して購入。いろんな音楽の要素がミックスされたアコースティックな演奏。フランス語の響きも心地よい。
KEANEHOPES AND FEARS
 どこかのCDショップで店員の推薦文を読んで買ったんだったと思う。UKロックの期待の星なんだそう。メロディアス。こういうバンドを次から次へと輩出できるんだよなあ、イギリスは。どれくらい持ちこたえるかは別にしても。
◆CLaRA MoRENO 「MORENABOSSANOVA
 UK meets Brasil。昨夏、ブルーノート東京で母であるジョイス、妹のアナ・マルティンスと一緒にやった来日公演を聴きに行き、一目&一耳惚れ。トンガりすぎてないけどUKらしいクールな音づくり。カッコいい。
by mono_mono_14 | 2004-11-27 19:54 | 音/musica | Comments(0)

CDプレーヤー問題、ふたたび

Nonostane il mio lettore CD all'ufficio non e' azionato bene ho provato usarlo oggi. Anche oggi non andava bene pero' mi sono divertito molto a lavorare con la musica brasiliana. Mi piacerebbe comprare un altro lettore CD nuovamente.

 シゴト中に音楽を聴くのがいいことかどうかは別にして、僕の会社では完璧に許されている行為であり、それなのにCDプレーヤーの不調により、最近はほとんど聴いていなかった。今日、久しぶりにCDプレーヤーをかけてみた。給料日直後の金曜日だからか、人がはけるのも早かったため、イヤフォンではなく小さなスピーカーを使って。友だちが貸してくれたCD「Nossa Alma Canta」をかけてみる。打ち込みなんかも含めてリズムのキレた聴きやすいサウンド。少しジャジー。“EURO meets BRASIL”のひとつの典型で、イタリアらしい安心感が漂う(イタリアの音づくりはなぜかあまりトンガらない)。・・・でも、プレーヤーの絶不調に変わりはなかった。音飛びしまくり。前よりひどくなってるかも...。
 音飛びも含めてBGMと割り切り、気にせずかけ続ける。ふと思い立ち、だいぶ前に買って「可もなく不可もなし、声がやや甘すぎか」と評価していたCD、MARCIAの「in bossa」を久しぶりにかけてみた。思ったよりよかった。スピード感あるし、甘いと思っていた声もハスキー気味でカッコよかったりして。借りたCDを返すときに問答無用に貸し出そうかな。久しぶりに聴いてみると、印象が違うことってときどきある。今日みたいにいい方に振れてるとトクしたキブン。
 やはり音楽のある環境はいいなぁ。新しくあてがわれるMacがもう届いているけど、CDプレーヤーを新調しようかなマインドが再び高まってきてしまった。
by mono_mono_14 | 2004-11-26 23:42 | 音/musica | Comments(0)

高速バスに揺られまくる

Sono sempre stato in pulman oggi. Prima l'ho preso da Nagoya ad Iida per 2 ore. Dopo lavoravo ad Iida ho ancora preso il pulman per Shinjuku con cui ho dovuto spendere 4 ore. Alla fine del giorno ero stanco troppo.


b0018597_21371710.jpgb0018597_21372872.jpg 今日は、高速バスに揺られまくる一日。まず、午前10時に名古屋は名鉄バスセンターを出発、一路、長野県南の飯田へ。約2時間の道のり。2ヶ月前に訪れた時にはりんご並木にいろんな種類のリンゴがたわわに実っていたのだが、もう葉っぱもなく冬枯れ模様。シゴトを終え、午後5時40分に飯田バスセンターを出発、今度は新宿西口まで中央道をひた走る。約4時間の道のり。エコノミークラス症候群になりそう。こんな体を張った出張でも成果があるといいんだけど、イマイチ不安が...。整理するなかでうまくまとめられるといいんだけどな。ともかく、へとへと。お尻も痛いし、脚もだるい。もう若くないのかな(いや、そんなことはない、と言い聞かせる)。

 写真は2ヶ月前。赤い実をつけるりんご並木と、全国からの視察が絶えない大成功を収めた再開発ビルの見上げ。
by mono_mono_14 | 2004-11-25 23:28 | 雑/quotidiana | Comments(0)

名古屋の夜

Mi trovo a Nagoya. Ad Oasis21, un nuovo parco nel centro, ci sono stati degli inamorati passando una serata dolce nonostante faceva freddo un po'. Abbiamo mangiato piatti di pollo, una specialita' di Nagoya (ma erano cosi' cosi' per me).

 今宵は名古屋にいるのです。名古屋に泊まるのはもしかしたら中学2年の夏に四日市から鎌倉に引っ越すときに泊まって以来かも知れない。そのとき泊まったのは都ホテルだったのをまだ覚えている。・・・と思ったのだが、名古屋ではなく四日市に泊まったのだったかも知れない。つまり覚えてないってことですね。まあいいや。今日は名古屋駅前の「ル・ウェスト」というビジネスホテル(僕らが着いた時にチェックインしていたのは若いカップルだったけど)。風俗店と軒を並べているしぶい立地だ。

b0018597_231909.jpgb0018597_23191046.jpg そういうわけで、初めてと言ってもよい名古屋の夜である。とりあえず、夜のオアシス21に行ってみよう。地下鉄を降り、地上に上がったら、たまたま青木淳がやったルイ・ヴィトンだった。モアレを起こして目がチカチカする。すごくこぢんまりとして、唐突にポツンとある印象。100m道路を渡りオアシス21へ。冷たくなってきた風が吹き抜けるオアシス21なんかにたたずんでいるのは、寄り添う恋人同士ばかりだった。オアシス21は、正直、理解に苦しむバスセンター(ほんとうは公園)だが、デートスポットの役割を果たしていればまあいいかなと思った。奥に構える愛知芸術文化センターの前庭に当たる。大きな大きな芸術文化センターは、何回か見かけたときはいつも虚ろにたたずんでいるだけだった気がするが、活気に溢れているときもあるのかな。確か、バブル絶頂期に大がかりなコンペをやってつくった施設のはずだ。
 栄や錦の辺りをうろうろしてから、櫃まぶし発祥の地とされる「いば昇」と天秤にかけたのち、名古屋コーチンを食べさせる「鳥銀」に入った。もっと安くてもっと美味しい焼鳥屋はある、が、とりあえずの結論。鳥銀は焼鳥屋さんではなさそうだけどね。霜降りというシンプルな鳥刺しは美味しかったな。初めて見かけた愛知産の芋焼酎「黒瀬太左衛門」など飲んでみました。ややあっさりめ。お会計を済ませると、なぜだか店名が入ったボールペンをくれた。太字で書きやすいペンだが、やはり持ち歩きたくはない。会社の共用ペン差しへこっそり放り込もう。
 栄、錦の辺りから名古屋駅に向かって酔い覚ましがてら歩いた。ビジネス街をずんずん歩いたこともあるけど、歩いて楽しい道のりではなかった。名古屋駅にずいぶん近づいた辺りで、急に魚市場街(?)が現れ、ちょっとびっくりした。なぜ、こんなところに、磯の香り漂う魚市場(海産物問屋街というべきか)があるのか。きっと、いきさつがあるんだろう。
 ホテルのせせこましい部屋で「ローマ人の物語 13(文庫本)」など読みつつ、名古屋の夜はあっけなく終わった。前夜からの小風邪が悪化することなく治まったのがせめてものさいわい。
by mono_mono_14 | 2004-11-24 22:46 | 街/citta | Comments(0)

ミス・サイゴン

Ho visto "Miss Saigon" al Teatro Imperiare due volte. Mi sono divertito questo atto musicale molto, sopratutto Matsu ed Ichimura mi hanno impressionato tanto. Ma la storia era un po' difficile di conosciere e mi ha sembrato che una scena importante era tenue troppo.

b0018597_01415.jpg 5日間のプレ公演を経て8月15日に開幕した東宝ミュージカル『ミス・サイゴン』は、今日、3ヶ月以上にわたるロングランの幕を閉じた(はず)。僕は始まってすぐのころと終わり近くになってと2回観に行った。ベトナム戦争とか混血孤児とか軽々しくない実話を背景に持っているお話だから、単なるエンターテイメントとして語るのは片手落ちな気がしないでもないのだけれど、しかし同時に、ベトナム戦争とか混血孤児とかにリアリティを持つというのも、僕には無理があるのだった。僕は、感じたことの断片をメモしておこうと思う。ストーリーとかキャストその他は公式ホームページにお任せします。

 最初に観た時(8/21)には、セットがカッコいいのと、アンサンブルが力強いことが印象に残った。プリンシパルはもちろん大事な要素だけど、カンパニー全体(役者だけでなく裏方も含めて)のパワーとクオリティは、舞台の成功にとってとても重要なことだと思う。2回目に観たとき(11/17)は、どうもアンサンブルに迫力がない。初見のインパクトが割り引かれちゃってるのかな、と思ったが、聞くところによると、アンサンブルにも2組あるらしい。だとすれば、もしかすると、2回の観劇には感じたような実際の差が存在するのかも知れない。

 2回目のキムが松たか子だった(1回目は新妻聖子)。とてつもなくすごかった。特に、トゥイを撃ち殺したあと、我に返り、絶叫しながら遺体にすがりつくところは、背筋がぞくぞくした。神が降りている。野田秀樹の「オイル」のエンディングを思い出した。そして、ホテルの一室でのキムとエレンのやりとりの場面。「ミス・サイゴン」を流れる時間と各人のほとばしる思い、それぞれの苦悩の3年間が一気になだれ込む、ストーリーの要となる大事な場面だ。ここでキムは自死の覚悟を決めるはずなのだ。だから、エレン(1回目が石川ちひろ、2回目がANZA)はもっともっと訴えかける存在でなければいけない。食ってかかる松たか子をあきらめのどん底に突き落とせないといけないのだから。一路真輝とか使えないのか(あり得ないですね)。せめて宝塚の娘役トップさん上がりの人とか。

 クリスは2回とも井上芳雄。「エリザベート」のルドルフ以来だ。あらー、井上クン、ずいぶんとオトナになったのねー、という感じだ。2回目の方が、エレンとのからみに苦悩が出ていた気がする。井上は、端正な顔立ちだし、背もあるし、もちろん歌もよい。それなのに(それだからか)ハマる役がすごく少なくなりそうな印象がするのはなぜだろう。僕の直感としては、目にインパクトがなさすぎる。年を重ねるうちに、目に神様が降りてくるといいんだけど。

b0018597_011275.jpg エンジニアは2回とも市村正親だったのだが、うまいなぁと思った。何とかアメリカへ渡ってビッグになってやるぜ、という野心をギラつかせてもダメだし、飄々としたコミカルさだけでも全然ダメだし。オペラでいうアリアのような曲はないけど歌えないとダメだし、セリフにも奥行きがないとダメだし。12年前の初演のときには、英語ができれば世界に連れていくと言われたそうだが、確かに誰でもができる役柄ではなさそう。できそうな役者として、僕としては、橋本じゅんを推したい。絶叫キャラは抑えて、DVD収録の日に「ビデオ録りやで〜」なんていうアドリブを挟まないようにする必要はあるけれど。今回の公演ではこの役はクワトロ・キャストだったのだが、あとの3人はどうだったのかな。
 とにかく、市村があんまりにすごいので、つい、年度末で超多忙が予想されるにも関わらず「デモクラシー」のチケットを取ってしまった。どんなお芝居を観せてくれるのか、鹿賀“素顔がすでにライオン・キング”丈史ともども楽しみ(ちゃんと観に行く時間が取れるのかが不安だけど…)。

 何だか散漫になってしまったけど、“日記のような覚え書き”だからよしとしよう。あ、そうそう。暮れゆく空の下、少し浮き足立った人たちが帝国劇場に集まってくる感じが、華やかですてきだった。
by mono_mono_14 | 2004-11-23 20:26 | 芸/arte | Comments(0)

丸善@丸の内OAZO

Vicino alla Tokyo stazione c'e' un fabbricato nuovo chiamato "Marunouchi OAZO" in cui c'e' una grande libreria "Maruzen". Mi ha piaciuto questa libreria e pensavo che trovarsi una libreria cosi' sarebbe buona per il centro di Tokyo.


b0018597_17234159.jpgb0018597_17233285.jpg 三田で開かれたシンポジウムに出た帰りに丸の内にできた新しい丸善に寄ってみた。新しいと言っても、もうオープンしてから2ヶ月が経っている。東京駅丸の内北口を出てすぐ右手にそびえる丸の内OAZOに入っている。こんなビルがぼこぼこ建って、ほんとうに東京はすごいところだーとしみじみ思う。クリスマスツリーも蒼いし。
 で、丸善。思ったより広い。そして書架が高い。品揃えとしては、全部のジャンルを見切れてないけど、とりあえず十分じゃないかなという印象。1階を雑誌なんかじゃなく、ビジネス関連にして新旧硬軟取り混ぜて並べているのがよかった。ライバル(?)の八重洲ブックセンターの方が、鹿島建設グループなだけに建築関係の書籍の品揃えはよい気がしたけれど。老若男女が時間を問わず足を運ぶ書店のようなキーテナントを持っているのは、OAZOみたいなビルにとって大事なことだと思う。せっかくキレイなビルだし、丸の内の一等地だし、ちょっとエレガントな本屋さんとして頑張ってほしい(八重洲ブックセンターや新宿の紀伊國屋書店にはエレガントさなんて期待しませんから)。
by mono_mono_14 | 2004-11-22 22:58 | 文/cultura | Comments(0)

北欧二景

Venerdi' sera sono andato al Mori Art Museum in Roppongi Hills con una mia amica per vedere le mostre finite oggi. Una e' "100 anni di Georg Jensen" e l'altra e' "degli stili della vita danese". Mi sono diveritito molto sopratutto la bellezza dei gioielli antichi.

 六本木ヒルズの森美術館で今日まで開かれていた「ジョージジェンセンの100年展」と、その展示に併設するような感じで最後の4日間だけ展開された「STYLING DANISH LIFE exhibition」に、金曜日の晩、仲のいい友だちと出かけた。・・・と書くと主体的に出かけたような感じがするけど、実際には、その友だちがこの展示を教えてくれた上に、一緒に行こうよと誘ってくれたのだった。
 ジョージジェンセンの方は、ジュエリーや銀食器などがメインの展示で、それゆえ野暮で無粋な男子たる僕ひとりでは足を運ばなかったかも知れないものだったのだが、観に行くことができてとてもよかった。デザインもさることながら、シルバー自体の放つ美しさにとても惹きつけられた。特に、古いものが美しかった。ためらっているような、はにかんでいるような、静かで優しい輝きだった。すごく小さいのを自分で身につけたいと思わされるほど、惹かれた。デンマークの方は、お皿や椅子や照明器具やオーディオの販促用展示会みたいな感じだったが、展示されていたひとつひとつの作品は好ましい印象のものが多かった。でも、安藤忠雄が会場構成を担当したのだが、それは、ふぅん...どまりの印象だった。
by mono_mono_14 | 2004-11-21 22:46 | 芸/arte | Comments(0)