カテゴリ:本/libro( 116 )

これが噂のMaijoだ

Mi sono letto un libro di Otaro Maijo titolato "fumo, terra o cibo". Ho sentito che l'uomo si deve vivere alla fine della vita comunque ed a volte sarebbe penoso ma si potrebbe vivere positivo. La velocita' ed il ritmo sono eccezionali. Vorrei leggere un altro edito di Maijo.

 うーんなんだかすごかったぞ。痛いのや怖いのがキライな僕にはイヤ〜なキブンになる場面があちこちにあったのだけど目を細めて乗り切った(いや目を細めて焦点を少しぼやけさせると痛いのや怖いのが少し和らぐかと思って。本を読んでいるんだけど)。ミステリと分類されたりするようだけどそんなジャンルには収まりきらない。ちっとも収まりきってないと思ったな。というか推理小説な部分は豪勢な添え物だ。書いてあるのはなぜだか人は生まれてきて死ぬまで生きて死ぬってこと。それはとってもハードなことだけど無条件に受け入れなきゃいけないことなんだってこと。でもそれをポジティブに受け入れることは可能なはずだってこと。そしてそのために愛とかってけっこう役に立つこと。そんな本だ。少なくとも僕にはそんな本だった。とにかくスピードとビートがあった。クライマックスは映像的で音楽的だった。本人は興味がないかもしれないけれど映画が撮れる人なんじゃないかな(もう撮ってたりするのかもしれないけどググッたりはしないでおく)。
 ちょっと前にこんなことを思って結局いちばん興味津々だった舞城王太郎の『煙か土か食い物』に白羽の矢を立てた。どうやら暮れに待望の文庫化がなされていたようだった。最初はナイトキャップ代わりに読んでいた。導入部はわりかし静かだったから(まさに嵐の前の静けさ)。中盤からのドラマを昼間の電車で読めたのはラッキーだったな。寝ようとしてる時に読む本ではなかった。これからは気をつけよう。もう何冊か廉価版があるみたい。また読もう。まれにしか読点が打たれない文体だったのでそんなとこだけマネしてみました。なおエントリのタイトルは文庫のオビにあった惹句。
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by mono_mono_14 | 2005-02-03 22:06 | 本/libro | Comments(0)

再び須賀敦子を読んでいる

Leggo ancora dei libri da Atsuko Suga. Suga scriveva sull'Italia con i bellissimi periodari che mi piacciono. Mi piacerebbe scrivere cosi'. Il primo libro di Suga titolato "Milano, Paesaggi Nebbiosi" era una collezione degli artlcoli sulle riviste dell'Olivetti Giappone.

 たびたび書いた年度末の大掃除の際に、『どこにいたってフツウの生活』という、ずいぶんと前に友だちが貸してくれていた本が出てきた。ひょんなことからトリノやアンディーブで暮らすことになった、僕よりも少し年上の女性が書いた本だ。もう読まずに返しちゃおうかとも思ったのだけれど、シゴトからのささやかな逃避行にぴったりの気軽なエッセイだったので、なんだかんだで全編を読み切った。友だちには、長らく借りっぱなしていたお詫びとお礼の品を添えて返そう。
 この中に須賀敦子のことを綴った一編があり、それに誘われて久しぶりに『ミラノ 霧の風景』を再読している。須賀敦子も、こういう文章が書けたらなぁ、こんなふうに街のことを綴りたいなぁ、と思う書き手のひとり。この本の冒頭を飾る「遠い霧の匂い」など、不意をつかれる重いエンディングともあいまって、はにかんだような文章なのにも関わらずずぅんと響いてくる。最初に読んだ時から何歳かオヂサンになった僕には、少し柔らかすぎるニュアンスも感じたりするけれど、やっぱりいい。
 再読は、再放送を観るようなものだからか、ストーリーそのものだけでなく、ひとつの文章、言い回しなどのディテールでも新たな発見がある(もちろん、読んでいる時の心身の状態が異なることにもよるはずだ)。今日の発見。須賀が若い頃から翻訳がとても好きだったのは、「それは自分をさらけ出さないで、したがってある種の責任をとらないで、しかも文章を作ってゆく楽しみを味わえたからではないか」(「セルジョ・モンドの友人たち」)とするくだり。やはり翻訳という作業に惹かれる僕への、軽やかな一撃。自分をさらけ出さない、責任をとらないで楽しみだけ味わう、という、僕の根っこに確かに横たわっている卑怯なココロが見透かされていた。こういう匿名ブログも責任をとっていないのだろう。逆に言えば、つまり文章を書くというのは、本来、ある種の責任を負う行為なんだな。・・・そう思いながら書いた文がこのエントリ。んー、微妙・・・。
 『ミラノ 霧の風景』に収められたエッセイは、日本オリヴェッティの広報誌に連載されていたものがベースなのだという。こんな文章を広報誌にさらりと載せていた日本オリヴェッティも大した会社だよなぁと思う。
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by mono_mono_14 | 2005-01-12 23:01 | 本/libro | Comments(0)

『松永真、デザインの話。+11』

In un libro sui lavori di un grafico ho trovato tante cose di importante ed interessante. Per esempio, come cominciavano i progetti, cosa pensava il grafico, che dicevano i clienti, ecc. Sara' importante che le storie dietro i progetti si sono conosciuti cosi'.

 松永真の『松永真、デザインの話。+11』は、先年、急逝した田中一光の『田中一光自伝 われらデザインの時代』(白水社刊(白水Uブックス))みたいな本。田中一光を悼む文も載っている。自分のシゴトのいくつかを、狙いや意義、苦労話や達成感を添えながら綴っている。ちょっと正論に寄り気味なところもあるけど、やっぱり現場のライブ感がありおもしろい。ありがたいことに、文章だけでなく、そこで取り上げられている具体的なデザイン作品の写真が掲載されている。見たことあるものがたくさんあり、へえ、これも、えっ、それも? みたいな感じ。目次と図版のページだけでも立ち読む価値あり。

 雑誌のロゴや商品のパッケージなどのデザインは、これまでは、どちらかと言えば知る人ぞ知る世界だったけれど、だんだんとデザインと同時にデザイナーの存在が認識されてきていると思う。例えば、そうだなあ、佐藤可士和とか(gggの展覧会、行かないと)。建築もどんどんそうなってきている。普通の雑誌に普通に登場してくる。都市計画はまだまだだ。個人名が出ていくような世界ではない(し、適切かも不明な)こともあるけれど、世界を認知してもらうためには、もう少し、知る人ぞ知る状態から抜ける必要がありそう。
 そして、もうひとつ。エッセイの素材になりやすいということもあるのだろうが、彼のシゴトの発端が偶然のデキゴトだったりすることが多い。これは情報の発信・受信アンテナのレンジの広さと感度のよさなんだと思う。この辺りでも都市計画は遅れを取ってる気がする。
 最近、こんなことばかりが気にかかる。都市計画という呼び方がカッタルイのかな。
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by mono_mono_14 | 2004-11-13 19:54 | 本/libro | Comments(0)

51CとnLDK ─住まいと街

Ho comprato un libro sulla storia delle case giapponesi moderne. Questo mi interessa molto e mi fa pensare una cosa. Cioe' gli urbanisiti devono pensare piu' sulle citta' ideali e devono muoversi praticamente per gli ovvietivi.

 ランチのついでに冷やかした書店で、『「51C」家族を容れるハコの戦後と現在』という本を買った。これが、恥ずかしながら知らないことだらけなのだが、刺激的でおもしろい。
 「51C」というのは、戦後の日本を支えた公営住宅のモデルとなった住戸(誤解を恐れずに言えば間取り)タイプの名称だ。わずか35平米の中に畳敷きの2間と食事をとれる台所(ダイニングキッチン)が収められている。モデルとしての完成度の高さゆえに広く定着し、そのために、住宅をいわゆる「nLDK」モデルに封じ込める力を持ったのではないか、との批評に晒されていた(以上、流し読みの受け売り)。その当否を巡り、51Cの検討チームにいた建築計画学の鈴木成文と、51Cにもの申していた社会学の上野千鶴子や建築家の山本理顕らが意見を交わしている。住宅と街はどんな関係を持つべきか、どんなモデルが提示されるべきか、という辺りが主題だ(少なくとも、読み手の僕としての主題)。

 ちゃんとした(?)ブック・レビューは後日に回して(怪)、ファーストインプレッションと言うか、直感的な読後感だけ。
 こういうこと(住宅と街の関わり方とか、現在の住まい方とか)は、僕ら都市計画の人も考えるし、この本に登場する人たちの著作や論考にも目を通す。だけど、考えるだけに終わることが多い。建築家は、考えてみて、言ってみて、つくってみる。建築だけでなく、都市についても、考えてみて、言ってみて、部分をつくってみる。都市計画の人はつくってみることが少なすぎる。どうしたって、つくってみる人が頼りにされるんじゃないか。都市計画の人も、ある部分をつくるというプロセスに居場所を見つけるべきだ。

 この本の軸となっているのは、『「51C」は呪縛か』というシンポジウムの記録。それを企画したのは、本書の著書のひとりである山本喜美恵という20代の女性。あとがきにシンポジウムの実現に至る裏話がちょっぴり披露されている。どちらかと言えばシャイに彩られた文体で綴られた、その圧倒的な行動力。率直にすごいと思った。同時に、彼女よりもずいぶんと馬齢を重ねた自分の腰の重さもすごいと思った。
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by mono_mono_14 | 2004-11-10 23:53 | 本/libro | Comments(0)

BRUTUS

"BRUTUS" e' la rivista che mi piace e l'ho comprata da una ventina di anni fa. Tanti gli articoli mi fa interessano. L'ultimissima mira ai diari ed e' suggestivo tanto per me di fare un blog.

 『BRUTUS』は、大学に入った頃から何となく買うようになり、今に至っている。・・・ということは、かれこれ20年だ(唖然)。その間、雑誌の雰囲気はずいぶんと変わってきたようにも思うけど(昔の方が粗く迫力があった印象)、時代にすり寄りすぎないマイウェイ路線、と大きく括ってしまえば、そんなに変わってないのかもしれない。特集もさることながら、小さな連載が僕の好みをツンツン刺激することが多い。今も連載されているもので言えば、例えば、何年か前に始まった「ブルータス不動産」(今は「ブルータス住宅案内所」)とか、「グルマン温故知新」とか、わりと最近のでは「ミクロな都市開発」とか。大学生の頃に好きだったのは、確か「Et Tu, Brute?」というタイトルだったと思うが、いろんな人の「私の履歴書・駆け足版」みたいな連載だった。
 最新号は、日記特集だ。紹介されている(というかたぶん企画に応じて寄稿された)日記は、デジカメ絵日記みたいな感じのものが多い。僕は、日記をつけたことがないし、このブログも、少しいんちきしながらも、とにかく毎日書いてみようとしているだけで、やっぱり日記ではないと思っているけど、この“デジカメ絵日記ふう”というのはちょっと魅力的だ。これまでもときどき写真を添えてみているけれど、もう少し、写真を増やしていきたいキブンだ(と書かれたこのエントリには写真がないのですが・・・)。
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by mono_mono_14 | 2004-11-08 23:55 | 本/libro | Comments(0)

コミック

La "Manga" e' gia diventata una parole internazionale come la "Karaoke". Raramente la leggo pero' compro una sola serie da Naoki Urasawa, che ha una grande abilita' di costruire la storia palpitantissima. Senza dubbio lui e' un fuori classe .

 会社のソファ──と言っても応接用ではなくスタッフの息抜き場所なんだけど──には、何種類かのコミック誌が積み重ねられている。誰かが買って来ては置いていくのだと思う。僕は、あんまり読まない。めっきりコミックを読まなくなったのだが、浦沢直樹の単行本だけはなぜか買ってしまう。「マスターキートン」にシビレたのが始まり。珠玉の名作。その後、「モンスター」、「20世紀少年」と、おそらく定番だろうコースをたどっている。過不足なくディテールの描き込まれた絵、心地よい緊張感を絶やさぬストーリー展開。そこが好きだ。
 次の「20世紀少年」はいったいいつ出るのか、そんなことを気にしていたおり、電車の中吊り広告で「プルートゥ」の第1巻が出たことを知った。おー、何かツイてるキブン! その後、数日、本屋に寄る機会がなく、気持ちばかりがうずうずしていたが、今日、やっとゲット。またもやシゴトを忘れきれない3連休を前に、ちょっとだけ息抜きのひととき。
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by mono_mono_14 | 2004-10-08 21:02 | 本/libro | Comments(0)