人気ブログランキング | 話題のタグを見る

国民の祝日

Oggi e' il giorno di festa, quello delle culture. Alcuni giorni di festa hanno stato cambiato per stare sempre a lunedi' pero' mi piace una festa a meta' settimana. Voi no?

 今日は文化の日。穏やかに晴れ渡る秋の空、上野の森に美術鑑賞・・・などと言えればよかったのだけれど、会社にいたりする。とほほ。それはともかく、水曜が休みだと嬉しかったり、がんばれたりするサラリーマンやOLの方は多いのではないか。昨日も、翌日が休みだからという理由で、イタリア語講座のあと、みんなでちょっと飲んでから帰った。
 祝日は「国民の祝日に関する法律」に定められている。それぞれの祝日の理由(第2条)、ちょっとヘン。
 誰が考えたのか、ハッピーマンデーなる法改正のおかげで、やたらと増えた土・日・月の3連休。そんな休みもうっかり会社に出てしまいがちな、ワーカホリックというよりは処理能力不足の(インテル入ってない(古))僕なので、休日がどこに配置されようと関係ないような気もするけれど、でも、年々の“カレンダー妙味”(今年は大型連休にしやすい、とか、ツイてない年だ、とか)を失くしてしまったのは、ほんとにもったいないと思う。しかも、国民の祝日に値したゆかりのあった特定の日にちまでもどうでもいいものにしてしまった。1月15日が成人の日だったり、10月10日が体育の日だったりしたのには、それなりのワケがあったはずなのに(残念なことに、なぜかこれは法律からは読みとれない)。
 それ以前の問題として。月曜を休みにすれば連休が増える、とお考えになった偉い方は、それより先にやるべきルール改正があったことになぜ気づかなかったのだろうか。「土曜に重なった祝休日を月曜に振り替える」というルール改正を。この方がレバレッジも大きかった気がするんだけどな。きっと、水曜が休みの週の嬉しさや、土曜が祝日の悲しさなど、感じたこともなかったんだろう。・・・休日出勤の悲しさにマヒしてきた人に言われたくはないかも知れませんが。
 さらにそれ以前の問題として、土日は原則的に休みですという就労者は、全体の何パーセントくらいなんだろう、という問題もありそう。
by mono_mono_14 | 2004-11-03 21:32 | 文/cultura
<< 瑞々しい夢 僕は通らなかった音楽だけど >>