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マドリード風コシード

Un piatto spagnolo che ho fatto oggi era abbastanza buono almeno a me.

 2袋目のヒヨコ豆を開封。『スペイン 熱い食卓』で見つけたマドリード風コシード。肉と野菜を煮るだけ。たぶん最も手間取るの工程はヒヨコ豆を戻すところだ。いや、それも簡単と言うことすら憚られるほどに簡単だが、時間を要するという意味で。教科書には12時間以上かけて戻せと書いてあったけれど、昼前に戻し始めて夕食に使うのだから、せいぜい7〜8時間といったところだ。
 レシピ通りにつくるとすれば骨付き鶏肉が必要なのだけれど、諸般の事情で鶏肉を控えているので、わりと近所の商店街にある肉屋でシチュー用の牛肉とソーセージを買う。ここの煮込み用の牛肉はとてもお買い得。100gで290円。スネとかそういうところなんだろうけれど、いちおう近畿地方の名高い牛肉を店名にも冠しているくらいだから、ブランドなスネだ。きっと。300g買っても千円でオツリが来る。ビバ、わりと近所の肉屋。
 肉とソーセージをたっぷりの水でいきなり煮る。沸騰したらヒヨコ豆も入れる。数十分煮込む。ジャガイモとニンジンとキャベツを投入し、もう数十分煮込む。おしまい。おお。簡単すぎる。調味料がゼロなのが、ラーメンには味も試さずにコショウをじゃかじゃか振りかけるタイプの僕には、やや物足りないと言えないこともないけれど、肉と野菜と豆の滋味が溶け出した一皿は、やはり自皿自賛なのであった。
by mono_mono_14 | 2007-10-21 23:29 | 味/buono
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