本を買ってみたり

Starei dimenticando e/o perdendo il modo per aggiornare il blog come sapreste. Stavolta faccio un saggio cosi' peggio. Boh, ma, comunque continuero'.

 昨日に出たばっかりだし1冊ぐらいあるだろ。例によってランチがてらに本屋を覗く。ない。ないんでやんの。試しに入れた1冊が早々に売れてしまったのかも知れないけれど。ふん、やっぱり、この本屋は気に入らない。半ば言いがかりのひとことは円やかなモンローカーブを描くお腹の中にしまい込んだ。これは昨日の話。従って、冒頭の「昨日」は「一昨日」を指す。ま、どうでもいいことだけど、いちおうね。
 たぶんないだろ。そう思いつつも、またもやランチがてらに本屋を覗く。ない。やっぱりね。ま、いいや。うん。目的の本を入手できないまま、店内をぶらぶらしていて、素っ気ない体裁の、しかしそこに刻まれた文字に思わず目を留めてしまった1冊。タイトルは『建築を読む』。著者は梅本洋一。帯には「こうして風景は消えてゆく」の惹句。表紙のフチに小さく「アーバン・ランドスケープ Tokyo-Yokohama」とある。
 著者の名に心当たりはない。本の体裁に負けず劣らず素っ気ない著者プロフィールから、パリで芸術を学んだ大学教授だということを知る。ふうん、てなもんだ(どうやら映画の人らしいことを後刻の検索で知った)。ページを開く。著者のノスタルジックな横浜の風景の描写から始まっている。ふうん、てなもんだけど、直感的な好印象がうっすらと立ちのぼる。もう少しページを繰る。『「Casa BRUTUS」的東京』の小見出し。『建築学科に入学した学生は、まず「Casa BRUTUS」(マガジンハウス)で建築の基礎を学び始める。友人の建築家はそう苦笑いしていた。』という書き出しの1行(正確には1行半)で、この本はオッケーだろうと、僕は思った。ちょっと過剰に褒めるとすれば、僕もこういうタッチの文章が書きたいと思う、そんなひとつのひな型(は言い過ぎなので、その素描くらい)なんじゃないか。加えれば、フィールドが東京と横浜というのも、親近感ではある。こういうことがあるから、気に入らない本屋も捨てきれない。
 というわけで買ってみたのだけれど、当然のことながらまだ読んでいない。それなのにこんなところに書いてしまっているのは、我ながらいただけない限りだ。願わくはさほど長きにわたり積ん読くことのないように...。
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by mono_mono_14 | 2007-01-24 16:50 | 雑/quotidiana | Comments(0)
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