Lettuce『LIVE AT BLUE NOTE TOKYO』

 くっそー、こんなライブがブルーノート東京であったなんてなー。2003年11月というから、もう丸々3年以上前のことで、今さら何を言っておるのか、という話なんだけど。今、地団駄を踏みながら聴いている、その東京公演を収録したライブアルバムも2004年の秋頃にリリースされたもののようだから、それすらも今頃聴いておるのか、という話なんだけど。Lettuce(レタス)というグループの『LIVE AT BLUE NOTE TOKYO』。

 このアルバムを発見したのは、先日、57歳の若さで他界したマイケル・ブレッカーの追悼記事を(実は彼を聴いたこともないくせに)いくつか読んでいた流れから、たまたま見かけたからなのだけれど(これ)、ソウライブのメンバーが仕掛けたファンクという情報だけで、もう、聴いてみたい願望がだだ漏れになってしまった。ソウライブがBNTで演ってるのは知ってたけど(行ってない)、こんな派生ユニットがあったというのは、恥ずかしながら、ここで初めて知った。でも、その日のうちに買いに行ってるんだから、なかなかの反応なんじゃないか。

 いそいそと聴いてみるに、「INTRO」に続く「NYACK」のグルーヴで、もう、腰抜け前厄野郎と化してしまった。すげえな、これ。しかし、まあ、率直に言ってしまうと、その後、アルバムの中盤は、キレがありつつもまったりとした和み系ファンクが続くのだが(もっとも、ステージを通してNYACKな勢いで演られてしまっても困るだろう)。さすがに、ラストの「SQUADLIVE」はモリモリッとグルーヴ感を強めた演奏が弾け、頬はゆるみ、腰は砕ける。厚みのあるブラス、どす黒いオルガン。ファンクばっかり聴こうという気にはなれない弱腰前厄野郎ではあるが、ときおり聴くと、抜けたり砕けたり弱ったりしている腰にガツンと来て、それはやっぱり心地よい。
 残業中にイヤフォンで聴き、美しく言えば独特の、率直に言えば調子はずれのリズムで、美しく言えば独特の、率直に言えば気色悪い動きを披露しつつ、ミスタイプを繰り返す陶酔の前厄野郎。会社と同僚の度量に深く感謝する次第。しかし、本当に今年は前厄なんでしょうか?
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by mono_mono_14 | 2007-01-18 23:59 | 音/musica | Comments(0)
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