拡大トヨタカップ決勝

 拡大トヨタカップ決勝。カードを見ればやっぱりトヨタカップ。いいじゃん、これ、もうトヨタカップって呼べば。

 後ろからガツンと当たられる時のロナウジーニョのお尻の使い方。寄せてくる相手に腰掛けるかのようにお尻をぶつけてスペースを確保し、それでいてボールを扱うのはソール。目を惹く華麗なフェイントやアクロバティックなシュートなんかよりも、こういう地味なディテールの別格さ加減がものすごい。デコしかり。ジュリしかり。イニエスタしかり。
 しかしながら、バルサ的には体が重そうで陣形も間延び気味。対するインテルナシオナルは、勝負に徹した試合運び。結果、こらえ続けた終盤に押し込んだ1点を守りきり、インテルナシオナルが勝利を掴んだ。

 トヨタカップの昔から、このタイトルに賭ける執念は南米がものすごかった(チームも民衆も)。バルサも勝ちたい気はあったのだろうけど、それをインテルナシオナルが遙かに上回った。・・・とも言えないな。試合終了後のバルサの面々の表情を見る限り、勝ちたい気持ちに差があったわけではなさそうだった。ヨーロッパが、この大会に向けてコンディションをつくるのが、もう、とても難しい。そういうことかも知れない。そういう意味では、開催国を動かしてみるのは、大会的には一考に値するだろう。この“既得権”を失うのは、日本のサッカーファンにとっては残念なことではあるにしても。
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by mono_mono_14 | 2006-12-17 23:59 | 蹴/calcio | Comments(0)
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