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無題(あるいは無駄)

Non so che quante persone pensano cosi' come me, ma almeno io penso cosi', a volte.

 コレは、相当にヘンなエントリなので、その失礼を最初からお詫びしておきたい次第。すみませぬ。

 僕が何かを成し遂げるかなんてどうでもいいことだ(し、まあ、その見込みも、悲しいかな相当に薄いわけだけれども、でもそれも「成し遂げるべき何か」の設定次第のことだったりもするわけだ)けれど、自分が感心した/一目置いた/心打たれた/平伏したなどというシゴトに出会うと、それは何年生まれの人によって(あるいは、何歳の時に)なされたものだろう、ということが気になったりする。
 もちろん、ピークが若い時期にあるプロフェッションも多いから、必ずしも年齢が決定的に大事なわけではない。極端な例を挙げれば、例えば、自分よりも年長のプロサッカー選手がJリーグにはカズしかいないわけで、つまりサッカーで成し遂げられるすごいシゴトは、ほぼ100%の確率で今の僕から見れば若い連中によってしか成し遂げられないわけだけれど、そのことをもって「若いのにすごいなあ」とか言ってみても始まらない。スポーツやアート、クリエイティブなんかの領域では、才能がものすごく若くから花開くことも多いわけだから。そして、僕は趣味を越えてスポーツやアートの領域に足を踏み入れる(正しくは踏み入れられる)ことは決してないわけなのだから。
 だけれども、例えば、何かを考えて文章にしてみるとか、あるプロジェクトに貢献するとか、そういう場面について言えば、僕だって趣味の領域を越えてやらなければいけないかも知れないのであって、すると、やっぱり年齢が気になったりするのだった。
 時が経つのがどんどん早くなっていくなか、自分がいつまでも足踏みしているばかりで前に進んでいない(どころか、もしかしたら、後ろに流されていたりさえするのかも知れない)と思うと、切ない気分になる。自分が期待するほど自分ができなかった事実を突きつけられることには心底がっかりするが、同種のがっかりを他人にも味わわせているんじゃないかと思うと、思うだけではなく、実際にそうだろうと確信できたりすると、それはもう、がっかりどころではないいたたまれない気分で、それをずいぶんと引きずってしまったりもする。
 そして、それでも、つまるところ、やれることを日々やるしかない、というのが答だということはわかっていて、それはいかにもとりつく島もない絶望のようであり、だけど頼るに値する希望のようでもあるなあと思う。ヘコむうちはまだイケる。そう思うことにしている。

 読んでしまった方。すみません&ありがとう。ほんとうに。
by mono_mono_14 | 2006-12-09 17:09 | 雑/quotidiana | Comments(13)
Commented by kchan0221 at 2006-12-09 19:45
読んでしまいました。(笑)
私は自分で余計なことを考えて煮詰まって・・・最後はどうにでもなる~!!という
パターンを常に繰り返しているので、冷静に分析されているmonoさん、
まだまだいけますよっ!
仰るとおり目の前にあるやるべきこと+自分の今出来ることをやるのが
一番なんですよね。
ま、人は人、自分は自分。なのでしょうね・・・。私もがんばりま~す。
Commented by kaioko at 2006-12-10 00:42
読んでしまいました・2(笑)
そうなんだよ~と思わず言ってしまいたくなるような共感を持って、です。
いろいろ回り道をしても、やれることを日々やるしかないという結論に至った時に、実は一歩進んでいるのではないですかね?最近ですけど、私はそう思うことにしてます。
しかし、時が経つのは早いですね。今年もあと少しです。
じゃがいもの減り具合はその後いかがですか?

Commented at 2006-12-10 02:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mono_mono_14 at 2006-12-10 15:32
>>その1・kchanさん
読んでしまいましたか(笑)。しかもコメントまで。ありがとうございます。

僕も考えすぎて煮詰まります。そして、くっそーこんなはずじゃなかったんだけどなーという低位置で時間が切れます。泣けてきます(笑)。
ただ、僕より一回り年長のサンプルを観察するに、凹むしんどさを回避したサワー・グレープのケースが散見され、それはまずいなと思っている次第です。まだまだいけるといいんですけど(笑)。

他人は他人、自分は自分。ほんとその通り。その通りなんですよね。
やっかいなのは、たいていの場合、他人の評価をもって自分を認められるようになる、ということですね。自己満足だけで満足できるように、人はできてないと思うので。・・・僕だけだったりして(汗)。
Commented by mono_mono_14 at 2006-12-10 15:41
>>その2・kaiokoさん
読んでしまいましたか・2(笑)。しかもコメントまで・2。ありがとうございます・2。

共感ありましたか、そうですか。何だか、ちょっと嬉しいです。「「やるだけやった」感に潜むウソ」というのが、僕のもうひとつの研究テーマ(?)で、ほんとに僕はやれるだけのことをやりましたか? と自問するという、何だかつらい研究です(笑)。でも、そういう歩き方にしか進歩が宿らない気がするんですよね。・・・僕だけの公算大(汗)。

いや、ほんと、僕的には、今年はとびきり時間が早いです。うっかりバトンを拾ったところを見られてる場合じゃないですよ(笑)。ともあれ、不格好でも師走を走りきって、朝からほろ酔いの緩いお正月を迎えたいです。

・・・じゃがいも。。。訊いてはなりませぬ。鶴が出ますよ(リプライズ)。
Commented by mono_mono_14 at 2006-12-10 16:09
>>その3さん
読んでしまいましたか・3(笑)。しかもコメントまで・3。ありがとうございます・3。

まあ、僕の駄文を評価してくださって。ありがとうございます。例によって素直に受け取って喜ぶ方針です(笑)。
「嘆いているだけでこのまま歳をとり続けていく」のはつらいと僕も思います。でも、その焦りが大事だと思っています。ほっとくと嘆かなくなると思うんですよ。それはマズかろう、という気はしています。焦ったり凹んだりしつつも、マイペースでがんばるか、それしかないもんなという感じです。・・・意味不明ですね、すみません(汗)。

実は、このエントリは一種の私的覚え書きみたいな書き散らかしだったのですが、ちょっと思うところあってアップしてみたんです。それはですね、Alcuni giorni fa mentre pensavo alle tue parole mi e' venuto un sentimento. Cercavo un modo per poter portartelo. E poi ho scritto questo entry e l'ho messo sulle ultime due frasi. といったことで、Se ti piacevano, ne sono molto contento. といった次第です。がんばろうね。・・・という感じでいんちき伊文への不問を強要しつつ(笑)フェイドアウト。
Commented by kaioko at 2006-12-11 00:21
あはは、すみません^^;
「見たらやらなきゃいけないバトン」、読み逃げしてしまいました(笑)
私も「クレヨン」になるとしたらの問いに「オレンジ」と答えられていたのが、意外でした。あといったい何冊手帳を持ち歩かれているのか、気になりました(笑)
Commented by mono_mono_14 at 2006-12-11 01:38
>>kaiokoさん
逃げたなー(笑)。いえ、それが普通だと思います。なんで拾ったんでしょうね(笑)。
よくわかんないけど、最近、オレンジ色がちょっと好きなんですね。で、自分っぽいかどうかは思いっきり棚上げして答えてみました。
手帳はですね、スケジュール帳と、思いついたこととかを書き連ねておく雑記帳(加地くんのワークショップの記録をメモったりするやつです)と、仕事でノートとして使ってるやつの3冊が基本なのですが、最近、そのノート代わりの1冊が新しいのになったので、必要に応じバックナンバーも持ち歩くことになっているんです。・・・イタリア語の学習帳がないのはどうしてでしょう??? えっと、それは、あのー(汗)。
Commented by tsu at 2006-12-13 07:09 x
読んでしまいました・4(笑)。
大切なのは年齢ではなく”状況の組み合わせ”ではないかと。
↑のカルボナーラだって、もしこのシーンがイタリアの台所だったならmonoさんは平田牧場の豚バラではなくパンチェッタを使っていたでしょう。そうすると同じレシピで同じ人物(monoさん)が作ったものでも違う結果になっていたわけです。おっしゃるようにスポーツなど状況の構成要素に”体力”が含まれるものにはたしかに年齢的な限界が存在すると私も考えます。しかしながらその他多くは、社会、経済、流行、習慣、宗教、政治等そこにある状況+自分によって成り立っているわけでして。大切なのは自分にあった”状況の組み合わせ”を見極める目を持つことと、それを求めて動く勇気を持つことだと私は思います。
因みにうちの夫の作るカルボナーラには、タマネギのみじん切り(極少量)、全卵、パンチェッタ(燻製)、塩、胡椒、ナツメグが入ります。うちもやっぱりボールで絡めます。
Commented by mono_mono_14 at 2006-12-13 18:11
>>その4・tsuさん
読んでしまいましたか・4(笑)。しかもコメントまで・4。ありがとうございます・4。

おおお。また新しいリチェッタが。クリさんは教科書要らなさそうですね(笑)。

それにしても、深くて真摯なコメント、ありがとうございます。何だかあちこちで激痛がしますが(笑)。でも、ありがとうございます。
tsuさんにあっさりとバレてしまったように、いや、他の皆さんにもバレてたかもですが、僕がいろんな意味で「動く勇気」に欠ける臆病者なのは、残念ながら自他ともに認める事実です。理屈をこねてイースト入れて寝かしてしまって膨れるばかりで動かない。
tsuさんの枠組みで言えば、周辺状況の方に僕が言っている「年齢」も入る感じ、ですね。たぶん。例えば、「知らない」とか「できない」と言いにくくなる、とか、そういう意味で。でも、まあ、年齢は、自分ががっかりするためのモノサシみたいなもので(笑)、そんなのであれこれ測ってないで、当たって砕けろ、いや、砕けないように見極めて当たれ、ですね。うん、そうだね。
イーゾラ・デッラ・スカーラで、一回り大きくなった僕を披露できるよう頑張ります。えっと、いつか、そのうち(笑)。
ありがとう。
Commented by acine at 2006-12-13 23:59
私も、こちらへコメントしようしようと思いつつ、007中毒と化していたので
(笑)、
今頃お邪魔です。
そういう年齢が気になる・・・というのは、きっと皆そうですよねー。私もです。
monoさんのこのエントリの2,3ヶ月前に、某雑誌に美容ジャーナリストの
人が書いてましたが、
何かを極めようと思ったら、1日でも早く始めるべき。若くして才能が
開花した人は、早くから目標が定まっている。その場合、親もその
職業だったとか、才能を培う環境に恵まれていたとかということも多い。
では、年齢を取っていて、何から始めたらいいのか、わからない人は
とにかく、身の回りの興味あることから手をつけていくしかない・・・って。
結局・・・現実は厳しいね・・・の世界でした(笑)。
Commented by acine at 2006-12-14 00:02
文字数が多すぎる!らしいので、続きです。
自分も、10年前に10年先に自分が何やってるのか、想像つかなかった
けど、
今も同じ。逆に状況は悪化してるかも・・・なんて。
だけど、今からじゃ遅い・・・と思ったら負け。こんな年だし・・・って
思ったら終わりらしいです。と思いながら、私も足踏み&退化してるかも。
何から手をつけたら、いいのか模索中です。
私の場合・・・目標は死ぬ時、満足してたらそれでいいのです。
なので、今はまだ過程だから・・・なーんて自分を誤魔化してたりして。

駄文・・・長々と失礼しました。
Commented by mono_mono_14 at 2006-12-14 12:19
>>その5・acineさん
読んでいただき&コメントまでいただきありがとうございます。勝手に「その5」にしてスミマセン!

僕がじきに到達する40歳(!)を「不惑」と言いますが、意味がわかりません(笑)。惑いっぱなしです。それとも「わけのわからない不確かなものに惑わされてしまう」の意味なら、すごくよくわかるのですが(笑)。今の年齢は8掛けとか、都合のいい説もありますが、気の若さを指すならともかく、自ら成熟度を2割もディスカウントして堂々としてなんていられませんし(笑)。
でも、年齢とかはさておいて、とにかく何かに手を着けるしかないことが、この泡沫ブログのコメント欄でも明らかになってきたので(笑)、一歩でも半歩でも動くよう心がけます。よし、今日は地下鉄の駅をひとつ手前で降りるぞ(違)。
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