畳とソファ
朝っぱらからソファが届く。7月末に買ったものが遠路はるばるイタリアからようやく届いたのだ。もっともイタリアから来たのは偶然に過ぎず、注文してから聞いた店員さんの話で知ったことなのだけれど、無意味に嬉しかったりしたのも事実で、その辺りが我ながら失笑禁じ得ないイタリア派の僕である。
実はソファと呼んでいいかは微妙で、ベンチに近い。IDE'Eはもちろんソファとして売っていたけれど。ベッドライクなソファはリビングが倍くらい広くなったら考えるかも知れないが、今のところ、僕の視野に入ってこない。狭いところでも収まるソファは、1人掛けでなければ、ベンチライクなソファだろう。 ちょっと邪道気味ではあるけれど、和室に置けるソファを探していてこれを見つけた。自分で言うのも何だけどハマッてると思う。自分で言うな。 日本ではソファの利用価値の4割ほどが「床に座った時の座椅子の背代わり」で、4割ほどが「いつの間にかうたた寝する用スペース」で、1割ほどが「ちょっと洗濯物を置いといたりする場所」で、本来の目的のはずの「くつろいで座る」ことの利用価値は残りの1割ほどなんじゃないかと睨んでいる。イタリアから届いた(くどい)このソファは、これらの利用目的に見事に適う。和室を普段使いの居間的な場としようとする時、こういうソファは、案外、うまく今の基本的な暮らし方のモードに合うんじゃないかと思っている。畳に脚の跡がしっかりとつくのが難点ではある。
by mono_mono_14
| 2006-09-17 23:59
| 雑/quotidiana
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