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ランドマーク・オブ・ニューヨーク

Ho visto delle foto degli edifici storici di New York alla prefettura tokionese. Erano belle pero' un po' piccole per vedere i dettagli.

b0018597_2338445.jpg 海抜202mの高みに身を置きながら、遠くニューヨークを想う。ま、想うと書いてはみたものの、僕は行ったことないんだけどね、ニューヨーク。何年間か赴任していた友だちも先頃に帰国してしまったから、なおのこと行かなさそうだな、ニューヨーク。

 東京都庁の展望室で『ランドマーク・オブ・ニューヨーク』という写真展が開かれている。近くに立ち寄ったついでに覗いてみる。会場となっているのは、都庁第1庁舎45階に位置する南展望室。あいにく霞がちなコンディションで、眺望はさしたる印象を得られなかったのが残念。
 展望室を半周くらい使って81点のモノクロ写真が並べられている。展示は、時代に沿って大きく3つのセクションに分けられている。セクション1は1640年から1860年の建造物群がセレクトされている。住宅とか公共施設とかが多い。印象的だったのは「旧市庁舎」と「聖パトリック大聖堂」。セクション2は1860年から1913年までのランドマークで、高層ビルが建ち始め、シティ・ビューティフル(都市美運動)が展開された時代だ。「自由の女神」とか「ブルックリン橋」なんていうのがこの時代のランドマーク。セクション3は1913年以降の建造物が並んでいる。ミースの「シーグラムビル」とか、ライトの「グッゲンハイム美術館」とか。もう少し大きい写真だとよかったのに。

 この写真展は、「ニューヨーク市ランドマーク保存条例」の施行40周年を記念するというマニアックなもの。少なくとも30年以上経っている建造物で、建物の見た目やインテリアにランドマーク的価値のあるものや、同様の価値を持つ自然景観を指定し、保存するものだそう。ランドマークと言えば、都庁もそうなんだけど、横浜の「ランドマークタワー」みたいに遠くからでもわかりやすい特徴的な建物、というイメージがある。少なくとも、建造物の外観に重きを置いた概念だと思う。日本の古い街並みが残っているところも、外見は古い趣のある町家だけれど、中はモダンなレストランになっていたり、ヨーロッパだって、中世の街並みの内側に一歩入れば別世界ということが多々あるだろう。けれど、ニューヨーク市のこの条例は、一般に入場可能な建造物内の印象的な内装についても、「内装ランドマーク」と位置づけて保存してしまう仕組みになっており、その辺りはちょっと興味深かった。
by mono_mono_14 | 2006-06-28 23:39 | 文/cultura | Comments(0)
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