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写真の日とベトナム

Lo sapete che il 1 giugno e' il giorno della foto? Non lo sapevo. Ed adesso ci sono tenute le tante mostre fotografiche a Tokyo e ne ho visto una titolata "I paesaggi di Hue, una citta' vecchia vietnamita dai fotografi della propria citta'". Mi ha interessato e mi sarebbe piaciuto ascoltare un racconto da un amico che ha viaggiato in Vietnam un mese fa.

 6月1日はてっきり「衣替えの日」だと思っていたのだけれど、いや、それはそれでまつがってないんだろうと思うけど、「写真の日」とされていることを初めて知った。
 四ッ谷駅のほど近くに、ポートレートギャラリーという写真展示のギャラリーがある。以前にもここで見た写真展のことを少し書いた。ちなみにこれこれ。ランチの帰り道、このギャラリーで、ちょうど『古都フエの情景 ─フエの写真家たち』という展示をやっているのに気づいたので、どれどれ、と覗いてみた。すると、それは「アジアの写真家たち 2006 ベトナム」と銘打たれた企画のひとつで、この企画自体は「東京写真月間2006」と銘打たれたイベントの国際展と位置づけられていた。ここで「写真の日」という存在を知ったのだった。

 展示は、フエという、南北に細長いベトナムのほぼ真ん中に位置する街の風景を、5、6人のベトナム人写真家が収めた写真で構成されている。ついでに、ホーチミン(サイゴン)が南の端っこの方で、ハノイが北の端っこの方というのも、改めて知った次第。
 展示されていた作品は、えっと、こういうことを言っては不遜&失礼にもほどがあるけれど、鋭意発展途上中、という感じを受けた。水田をはじめとする豊かな水と、東南アジアと言うよりはモンゴルの辺りをイメージさせる雰囲気が強かったことが印象的だった。あるいは、日本の東北辺りにも、こういう水田の田園風景がありそうかな、とも思ったり。あの笠をかぶってるところだけが、色濃くベトナムが刻印されていたけれど、その笠に花でもついていれば、にわかに山形っぽくもなるのかも知れない。
 風景の他にも、綺麗なシロザイをまとってスクーターにまたがる若い女性を写した写真などもあり、・・・え? 何? ・・・うん、だからシロ・・・え、アオザイのアオは色じゃないの? 青いのがアオザイで白いのはシロザイじゃないの? 黒い犀がクロサイで、白い犀がシロサイだろ? 白くてもアオザイなの? もう書いちゃったよ、早く言ってよ ・・・えっと、つまり、輝く白さが眩しい純白のアオザイが、スクーターを駆る女性の洗練されたルックスとあいまって、エスニック感とモダンさの好もしい調和を呈していた。

 カウンターに置いてあったDMには、他会場で行われている4つの展示も紹介されていて、しかし、よさそうと思った「ハノイ・エモーション」はすでに終了、「イメージ&シャドウ ─ベトナム中部の風」も会期終了間際で行きづらいのだった。んー惜しい。
by mono_mono_14 | 2006-06-01 23:59 | 文/cultura
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