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アメリカ戦

サッカー日本代表を応援しよう! 練習試合中の練習試合とはわかっているけれど、ワールドカップイヤー最初の代表戦だから押さえてみた。在米邦人が多数駆けつけたアメリカ戦(西海岸でお過ごしの皆さん、愛する日本代表はいかがでしたか?)。2−3で負け。ま、それはどうでもいいとして、それでも思うことはあるわけで、ってことで、以下、雑感。

 まずもって、新しいアウェイモデルのユニフォームがいただけないよ。って左胸に入った変なラインが気に入らないだけですが。パンツの青はキレイでいいと思います。

 コンディションの仕上がり具合には歴然とした差があった、のだとしても、チームとしての有機的な連携がなさすぎる。あたふたあたふた守ろうとするのはさほど難しいことではなく(つまるところ後手後手で対症療法的に頑張るだけのことだからね)、そして少なくとも前半の45分の間に日本が披露したのはそんなあたふたぶりだけだった。攻めらしい攻めはゼロと言っても決して過言ではないと思う。小野、小笠原、久保、何かしてましたか? もちろん、前がうまく機能しないのは前だけの問題ではないのだけれど、それにしてもほとんど何もできなかったんじゃないか。福西と遠藤のところが攻めの面でほとんど貢献できていなかったところが原因かも知れない(しかし、それすらも福西や遠藤個人の問題とは言い切れないところがサッカーの難しくおもしろいところだ)。もっとも、守りもずたずたに切り崩されたわけでもないので、まあ、こんなもんか、と言えなくもない。
 後半。失点の場面で中澤が全然だめだったのは悲しいものがあった。本人も悔しかっただろう。それがロスタイムの1点につながったかも知れない。フォワードの巻が点を取り、僅差での敗戦だから、まあよかったのかという感じになりがちだけれど、率直に言って、日本はサッカーになってなかったよ。18日のフィンランド戦は、どの程度サッカーになってるかを計る大事な1戦になりそうだ。

 少なくとも中田ヒデ、中村、稲本はジーコジャパンのスタートに入ってくるんだろう。というようなことを小笠原はわかっとるんか、という感じをいつも持ってしまう。トップ下で起用してもらったこういう機会なのに、死に物狂いさがちっとも伝わってこないというのはどうなのよ。上手いのはみんなが知っている。だから、証明しなければいけないのは上手いことではなく、このチームに必要不可欠だということなのに。あー期待しているのに。ついでに言えば、今日のシンジくんを見るにつけ、浦和に戻ってきたことが裏目に出るんじゃないかという一抹の不安を抱いてしまった。うまい人が必死さを磨ける環境が海外だということなんだなと思う。

 加地が去年までにない感じで気持ちが入っていた感じがする(コケすぎだけど)。心なしか表情もオトコマエ度が上がっていたような(無関係)。危機感と自覚がいい緊張感をもたらしているんじゃないか。本人の話を聞く機会があって以来、贔屓目で見てしまう加地だけれど、それを割り引いても一皮むけそうな気配がした。巻のゴールをアシストしたということだけでなく、全体的にクロスがイイカンジにキケンだったのは朗報だ。残念ながら(?)加地は大阪へ行ってしまったので、加地のプレーをナマでチェックする機会はなかなか見つけられないかも知れない。少し残念。
by mono_mono_14 | 2006-02-11 23:59 | 蹴/calcio
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