Ty Nant:水の形をした水

b0018597_13451735.jpg たまたま立ち寄ったスーパーで風変わりなペットボトルを見つけ、つい購入。高い。ただのミネラル・ウォーターなのに。と言っても260円。偶然買うオミヤゲ的な1本としてはアクセプタブル。デイリーユースに買う気にはもちろんなれない。来客でもあれば考えなくもない。
 ティナントというイギリス(ウェールズ)の水。ガラスの彫刻か融け始めた氷塊みたいなペットボトル。この偶然みたいな形を決定して量産しているのかと思うと少しおかしい。思いのほか手に馴染んで持ちやすいボトルなのであった。水の味はシンプルでまろやか。裏漉ししたみたいな柔らかさとまろやかさがあった。水の裏漉しってヘンだけど。
 実は、以前に『デザインの原形』という本で見たことがあった。確証はなかったのだけれど、売場でボトルを目にした時に、あ、これはあのボトルじゃないか? とアタマをよぎった。家で確認してみたら、やはりそうだった。デザイナーはロス・ラブグローブ。と名前を引き写しておいたけれど、ほとんど知らない。ペットボトルの形状としてはとても原形とは思えないけれど、水そのものがボトル化されたようなデザインという意味で原形に選んだそうな。何となく「ものは言いよう」感は残るけれど、水を容れるペットボトルを1つ選ぶ、と考えてみた時にはこのボトルに到達するのもわからないでもない(って本当か?)。
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by mono_mono_14 | 2005-10-23 23:59 | 文/cultura | Comments(0)
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