『ジャン・プルーヴェ』+『スモール&ビューティフル』

Dei prodotti di Jean Prouve' creati da tanti anni non invecchiano mai, anzi abbastanza nuovissimi. La forma di ogni mobile e' organica che mi piace. Ed invece i disegni svizzeri contemporanei mi sembrano molto carini.

b0018597_22513798.jpg 午後の打合せがさくっと終わったので、大きく寄り道して会社に戻る。「D−秋葉原テンポラリー」という廃校となった中学校を利用した施設で開催中の『ジャン・プルーヴェ 機械仕掛けのモダン・デザイン』を観に行く。鎌倉にある神奈川県立近代美術館(古いけれど風情よし。坂倉準三設計)での展示を逃し、せんだいメディアテークでの展示も逃し(まあ、逃してもやむを得ない距離ですが)、それらと同じなのかは不明なれど、とにかくジャン・プルーヴェを観る最後のチャンスと思っていたもの。
 旧中学校の昇降口で受付。上履きに履き替えそうになる(嘘)。『スモール&ビューティフル:スイス・デザインの現在』という展示も観られるチケットを購入。チケットホルダーを首からぶら下げ巡回。大会社キブンだ(嘘)。会場内が暑くて泣けた。

【ジャン・プルーヴェ】
 解説本を読むかのようなパネル展示。最初はトライするも、早々にくじける。暑かったし。それよりも、年季の入った家具なんかを愛でる。椅子と机、テーブルがよい。素晴らしくよい。「グラン・ルポ」なるリクライニングチェア、「スタンダード BS2」なる机、「ソルウェイ型」なる円い木製テーブル、「FV13」なるアームチェアなどなど。「ナンシーの自邸」というコーナーで円いローテーブルを囲んでさまざまな椅子が並んでいるところはよかったな。そこにイサムの「あかり」もあった。くつろぐための1人掛けのチェアは完成度が高そうだったな。少し前に、MUJIでそんな椅子オットマンを買ったのだけど(どうにも場所取ってます)、明らかにそういう製品のデザインの源流にある。ちなみに、このMUJIの椅子、有楽町で見ていると、試しに座ってみる人が次から次へと後を絶たない。ヒットするかも? まあ、MUJIの椅子はともかくとしても、世に多くある名作チェアの源流の方に位置する椅子たちだと思う。工業製品という感じをあまり受けない、どちらかと言えばオーガニックな香りの漂う家具だった。

【スモール&ビューティフル】
 オサレ小物の品評会のごとく、ありとあらゆるジャンルにわたるプロダクトが並んでいた。スイス・メーカーのデザインなのか、スイス人によるデザインなのか、イマイチ不明。お、いいじゃん、と思った子ども用の食器はイッタラのものだった。ポスターやフライヤーはカッコいいし、展示方法も悪くないと思う。展示の分類カテゴリもなかなか気が利いていた。でも、なんとなく雑多なカタログという印象もやや残ってしまった。AXIS GALLERYでやっている『ブラウン展─形を超えたデザイン』みたいな絞り込んだ展示の方が強い印象を残すんじゃないか。行ってないからわからないけど。会期間際ゆえ訪問の機会を確保できるかどうかも微妙だけど。・・・などと言ってきたけれど、総じて言えばかわいくて好感の持てる展示だったと思う。ポスターやフライヤーのデザインもスイス国旗を模したシンプルでカッコいいデザインだった。
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by mono_mono_14 | 2005-10-11 23:00 | 文/cultura | Comments(0)
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