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胃カメラ、デビュー!

 胃カメラ、デビュー! これでオイラもオトナの仲間入りさ、ってもうずいぶん前だろ、それは。ともあれ、あっと言う間のデビュー戦を終えた今、僕には、7年前にレナト・クーリのピッチに立った中田英寿のような緊張と感慨がある(嘘)。

 少し早起き(当社比)して病院へ向かう。受付を済ませ、荷物をロッカーにしまい、サンダルに履き替える。最初に胃の内部の泡を取るとかいう液体の薬を飲む。続いて胃の動きを抑えるという注射を左肩に。そして、ノドに麻酔をかける。これはちょっとしんどい。液体を口に含み、天井を仰ぎ見る。すると液体がノドの辺りに溜まっていく。これでノドに麻酔をかける。飲んだら意味ないので、この状態、つまりがらがらうがいを始めようとした瞬間を一時停止した感じのまま5分間ガマンする。苦い。でもこの麻酔がきちんと効いてくれないと、あとあともっとしんどい思いをするのは明白なのでガマンする。ここまでが準備。舌がぴりぴりと麻痺した感じになっている。少なくとも舌には麻酔が効いている、って全然意味ないんですけど。ほどなくして検査室に呼ばれた。
 検査台に左肩を下にして横たわり、口を「お」の形で固定するマウスピースをくわえる。間抜け顔間違いなしの逸品だ。あるいは、もしかすると、特殊な目的で利用される人形のような顔になっているかも知れない。この方面には疎いので詳細は省く。いや、ほんとに。で、心の準備をする間もなく、技師がさくさくファイバースコープを手に取る。あ、もう始めるの? と思うヒマすら与えられず、胃カメラが僕の「お」と言ってそうな口に挿し入れられた。
 状態としては指をノドに突っ込むのと同じなので、体としても同じ反応を示す。つまり、吐き出したがる。嘔吐の素振りのような状態になった僕には構わず胃カメラは押し込まれる。3度ほど素振りをした頃、つばを飲めと言われたので、従順に答えようとつばを飲むマゾ化した僕。すると胃カメラは難所を越え、食道に入って行った。

 胃カメラなんて太いうどんを飲むようなものだよ。
 こんな感想、嘘っぱちだ。そんな気持ちのいいのどごしではない。蛇が進んで行くような感じ。痛かったり苦しかったりするわけではないけれど、異物が進んでるのが胃に取るようにわかる。気色悪い。そして、胃カメラはけっこう内弁慶というか暴れん坊将軍なのだった。あっちを見たりこっちを見たり写真を撮ったり空気を吹き入れたり。まあ、せっかくの機会だから、大してお構いもできなく心苦しいが、心ゆくまで僕の食道と胃を堪能していってもらいたいが、そのたびに胃の中でケーブルがのたうち回る。腹の中で勝手に動く輩がいるのは、なんだかげんなりするような気色悪さだ。赤ちゃんがお腹を蹴るのはこんな感じ? まつがいなく違うだろうな。

 ただただ力まないように注意しながら、なされるがままになっていた。たぶん、ほんの数分だったと思う。無我夢中のデビュー戦はこうして何もできないまま終わった。ユーヴェ相手に2点取るなんてすごいことだなあ(違)。
by mono_mono_14 | 2005-09-22 14:22 | 雑/quotidiana | Comments(4)
Commented by acine at 2005-09-29 20:33
monoさん こんばんは!
胃カメラデビューされたのですね。で、結果は問題なかったのかな?とちょっと心配です。
意識があるまま、胃カメラ・・・は怖い!異物が進む感じがわかるというのが怖すぎます。
無我夢中のデビュー戦は終わりましたか~!でも立ち向かっただけえらいです。
私は胃腸が強いわりには、すでに3,4回胃カメラしてますが、麻酔で寝てしまう間にするという
病院で検査してて、これ以外考えれません(笑)。
目が覚めたら、知らない間に終わってるから、これにつきます。
去年は・・・大腸ファイバーなるものもしましたが、これも行程はかなり
ヘビィです。あ!ヘンな話ですみません~。
Commented by mono_mono_14 at 2005-09-30 12:07
いいなあ、僕も麻酔で寝ている間に済むのがよかったです(笑)。
結果はですね、詳しく知りません(爆)。来週、詳しい話を聞けるはずですが、どうやら大したことなさそうです(希望的観測)。ご心配いただき恐縮です。ありがとう。もし重症だったらacineさんのところに泣きに行きます(情けないw)。
大腸ファイバーはコワそうだなあ。。。
Commented at 2005-09-30 20:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mono_mono_14 at 2005-09-30 23:44
>>鍵サマ
うぉー超朗報(笑)!! 率直に言ってめちゃくちゃ嬉しいデス。楽しく行きましょうね。いやぁー、ワタクシ、かなり喜んでおります(笑)。
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