最近のロック(当人比)
Mi sono comprato dei cd all'HMV al giorno del triplo di punti. Ho scelto i Coldplay e Radiohead, Jack Johnson che sono gia' stati famosi in tutto il mondo. Ho provato anche un ultimo disco di Nelson Machado, un brasiliano che vive a Bologna.
土曜日。何も知らずに立ち寄ったら、HMVが「今日だけポイント3倍!」と連呼していた。つまり、そのうち買おうかなーと思っていたCDを買いなさいという日なのだった。久々にロックのCDを買った。とは言え、冒険感はまったくない。Coldplay「X&Y」、Radiohead「Hail to the Thief」、Jack Johnson「Brushfire Fairytales」。 コールドプレイの「X&Y」は、テレビスポットが流されるくらい売り出し中の1枚で、世界中でバカ売れしているらしいけれど、それを買おうと思ったのは、彼らがヴェローナの野外アリーナでライブを演ったことを知り、ただ純粋に、おー、そいつはすごい、かっこいい、と思ったのが理由だ、って理由になっているか。 んー悪いわけではないのだけれど、一聴したところでは感動はないなー。似たようなきれいな曲が並んでいる。いろんな意味でU2みたい。ボーカルの高音やギターのフレーズには、音楽好きの繊細な若きイギリス人が始めたバンドっぽい感じは残っているものの、でも何万人もの頭上で響き渡るための曲な気がする。実際、そういう成功を収めたバンドなんだから、それでいいんだろうけれど。もしかしてデビューアルバムを買ったような気がふとしてきた。探してみよう。 渋谷陽一がレディオヘッドのことを激賞していたので、何か聴こうと思いライブ盤を1枚買ったことがあった。それきりになっていたのだけれど、ロッキング・オンの「2000-2005ベスト・ディスク100!!」という特集の中で、レディオヘッドのこの1枚が取り上げられていたので、僕の2枚目として白羽の矢を立てた。2年前に出た彼らの6枚目。「OKコンピューター」も「キッドA」も聴いていないので、順番がおかしいのだけれど、まあいいでしょう。 彼らも何万人の前で演るようなグループなはずなのに、ずいぶんとトンガッている。偉い! 良くも悪くも実験肌のバンドらしいので、それがトンガッていられる要因なのかも。トンガッたまま先頭を走り続けるなんて、とんでもないことなんだけどね。ヘンな言い方をすると、全部がシークレットトラックのような曲が並んだアルバムだ。曲の翳り具合がとてもいいな。 たまたま買ったジャック・ジョンソンのサードアルバムが素晴らしくよかったので、デビューアルバムも買ってみた。よかった。気持ちいい。クーラーなんか止めて、窓を開け放って、だらだらしながら聴いていたい。どこかに「波待ちミュージック」と書かれていたけれど、その通りな感じ。僕はサーフィンは1時間くらいしかやったことないけど(始めたいような気はする(そういう同世代は案外多い))、サーファーの多い環境で高校生活を送っていたので、波待ちなキブンとかは何となくわかる。海の気持ちよさが蘇ってくるようなアルバム。実はけっこう骨太なアコースティック・ロックなので、ロックとして聴いていても気持ちいい。セカンドも買おう。ジャックらがサントラを手がけたという音楽&サーフ&ロード・ムービー「Sprout」もぜひ観たい。 もうひとつ、Nelson Machadoというボローニャ在住のブラジル人アーティストの新譜「brasiliano」を買った。これはまったく知らない人なので、ささやかな冒険と言えなくもない。 ラテン・ジャズ・フレイバーの曲と、ブラジル色の強い曲とが入り混じって共存していて、そのごちゃごちゃ感がかえって心地よい。取り立てて特別なところはないけれどコンフォタブル。数多あるカフェ風味コンピなんかと較べると素っ気ないけれど、その甘さ控えめな音づくりがいい(よく聴くと声質はやや甘い気はする)。休みの日にカレがつくってくれたペンネ・アラビアータみたいな感じ? よくわからんけど。と言うか、なぜ僕は女性の側から描写しているのか。そっちの方がよくわからん。 しかしCD屋と本屋とハンズはどれだけいても楽しいなあ。
by mono_mono_14
| 2005-07-17 19:18
| 音/musica
|
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
記事ランキング
|
ファン申請 |
||