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『アースダイバー』:縄文散歩のススメ

Oggi ho comprato un libro da Shinichi Nakazawa titolato "earth diver" che avevo trovato sul giornale ieri. Questo libro ha intenzione di invitarci a fare una passeggiata con un punto di vista primitiva. Mi sembra interessante molto. Vorrei fare una piantina originale per earth-diving e proverei a farlo fra poco.

 まだ買ったばかりでぱらぱらと目を通しただけの本のことを取り上げるのは、ちょっぴり抵抗もあるのだけれど、それでも抑えきれない。中沢新一の『アースダイバー』。タイトルからしてカッコイイ。アースダイバーというのは、(どうやら)アメリカ先住民の大地創造の神話に由来する語のよう。海ばかりの世界に陸地を創造するための最初の一握りの泥をすくいに水底深く潜った勇気あるカイツブリの物語らしい。
 この『アースダイバー』という本に書かれているのは、今の東京の地図に縄文時代の水面(沖積層)と陸地(洪積層)を重ね合わせたオリジナルの地図を片手に楽しむ散歩のススメ。あるいは散歩しながら縄文の気配を感じること。東京がとどろかせる「大地の歌」に耳を傾けること。楽しそう、シゲキ的! 陣内秀信の『東京の空間人類学』でも昔の地形図と重ね合わせて東京を読むという作業が提示されている。こうやって見れば今の無秩序な東京にも江戸の秩序がはっきりと息づいているという話で、これもシゲキ的。両者は少なからず似たところがある。地質と地形は相関関係が深いからだ。中沢の方がより根源的なアプローチではある。
 何で読んだのだったか、喘息持ちはスキューバダイビングだけは禁忌だというので、僕はぜんぜん深刻な患者ではないけれど、ダイビングにトライすることはないと思う。でも、このアースダイビングなら大丈夫。もちろん中沢新一(や陣内秀信)のような優れたダイバーではないけれど、でもきっと楽しい。自分が散歩に持ち歩けるオリジナルの地図、つくりたいなあ。たまり放題よどみ放題のシゴトを早くカタづけよう。

 縄文の第一人者(?)の岡本太郎にたまたま手を伸ばしたとたんに、横丁から新たな縄文が声をかけてくれたみたい。機が熟したと思えるときはこんなふうにイイカンジでシゲキが継続する、情報の連鎖に敏感に反応できる、嬉しい、楽しい。というわけで、(少なくとも僕的には)時代は縄文=アースダイバー型です。
by mono_mono_14 | 2005-06-13 20:08 | 本/libro | Comments(0)
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