机の上を片付けてはいけない

"Non rassetta sul tuo tavolo". Mi sono comprato un libro titolato "FILING" registrando una mostra tenuta un anno fa come il Takeo Paper Show 2004. Questo libro e' sugli affari o modi per rassettare qualcosa e tutte le pagine mi fanno interessante. Magari che prenderei degli incarti da Orisaki e delle targhette da Hara.

 “机の上を片付けてはいけない”。あぁ、なんて神々しいご託宣なんでしょう、このままでいいんですね? 喜び勇んでページを繰ると、机の上だけ片付けてもイミないからアタマの中を片付けましょうね、という話でしょんぼりする。いや、中身が期待を裏切りツマラナカッタから、ということではまったくなく、アタマの片付けはタイヘンだから、という意味。実際には僕はしょんぼりどころか大喜びしている。
 つい先頃、刊行された『FILING』は、ちょうど1年前に行われた展覧会の記録で、織咲誠と原研哉という、現代のだいぶ先っぽの方を走っているデザイナーが中心となって、見た目の整頓(机の上の片付け)にとらわれずに実効的な整理(アタマの中の片付け)を指向し、思考し、試行した結果が超お買い得に盛られている。世界中のキガキイテル整理術の紹介、そして、既成の整頓グッズと似てはいるものの実はコンセプトからして狙い目が異なる(要は画期的な)整理グッズの提案が、次から次へと並んでいる。僕が気に入った提案は、織咲による「パレット・ファイル」、「織咲式持ち出しファイル」という状況に応じて緩やかに書類をまとめられる2種類のファイルと、原による「見出しタグシール」、「ゴム付タグ」という2つの小さな名札。とりあえずひとまとめに束ねられて持ち運びにもそこそこ便利なファイルと、カッコよくフレキシブルな見出しラベルを求めているらしい自分に気づいた。ほしい。収録されている鼎談や座談会もおもしろい。
 この『FILING』展は、同じく原研哉が中心となって企画した『HAPTIC』展と同時開催されたもので、『HAPTIC』展の方も記録が刊行されている(2004年9月)。こちらもおもしろいけど、本としては『FILING』の方がおもしろいと思うし、実際にアタマが(机の上すらも)片付けられなかったとしてもシゲキ的だ。
 この展覧会は、竹尾という紙の専門会社が毎年やっている「竹尾ペーパーショー」の2004年の企画。去年、僕はせっかくこの展覧会に誘ってもらったのにもかかわらず、ぼけぼけとそれを断ってしまい、ナマの展示を体験する機会をみすみす逃してしまったのだった。2005年の竹尾ペーパーショーは、「Color in Live(カラーインライブ)」をテーマに、今週の後半、4月14日(木)から16日(土)まで、青山のスパイラルで行われる。今年は見逃さずに行くつもり。
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by mono_mono_14 | 2005-04-12 19:52 | 本/libro | Comments(0)
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