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ピルロのアズーリ [02]

 イタリアの初戦。イタリアは、洗練されたとは言いがたい味わいながら丁寧なボールポゼッションでイングランドを御していたけれど、あっさりとサイドを切り込まれ失点するというような脆さも見せた。カテナチオのイタリアとは違うイタリアなのだということがくっきりと映し出されていた。
#copadomundo2014


 ピルロ。シンプルで簡単なプレーに見えるけれど、それを成立させているのは、フクザツ極まりない高度で多面的で瞬時な状況判断だ。ボールを受ける時にはマークを外し、ポンとさばいたボールは危険なところへ向かう。見れば見るほど異次元のプレーだ。今大会で代表引退だそう。堪能したい。
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 マルキージオの先制ゴールは、ピルロの極上スルーからの狙い澄ましたミドル。バロテッリの決勝ゴールは組み立てからフィニッシュまで美しかった。総じていいゲーム運びで、ええかっこしいのはずのイタリアの選手たちからは代表のピッチに立っているという泥くさい責任感が感じられ、好もしかった。
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by mono_mono_14 | 2014-06-15 15:52 | 蹴/calcio
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