『イサム・ノグチ 宿命の越境者』

Finalmente ho finito di leggere una coppia dei libri su Isamu Noguchi. Mi sono divertito molto. Vorrei vedere delle sue opere. Posso vederne a Tokyo ma vorrei andare a Mure in Kagawa dove c'e' il museo di Isamu ed anche a Sapporo dove c'e' il Moerenuma parco.

 小風邪で伏せっていた1日をフル活用し、ようやく『イサム・ノグチ 宿命の越境者』を読了。上巻で、イサムが生まれた時から背負わざるを得なかった“宿命”(19世紀末に生まれた日米混血の私生児)を丁寧に解きほぐして織り直し、下巻で、スターで巨匠だけれどいつも正統には位置づけられなかったアーティストとしての活躍ぶりを、上巻で織り直した宿命の下地が透けて見えるように描いている。イサムが背負った宿命がもはや宿命でもなんでもなくなったと思われる現代になってようやく、イサム・ノグチの作家としての問い直しが始められるのだろう。あるいは、イサムの作品が21世紀を生き抜いていくものであるかどうかが問われていくのだろう。地球に人が生きていくということを射抜いた作品であれば、地球に人が生きていく限り、きっと色あせないんだと思う。
 このドウスの労作でも、伝記なので当然のことながら、作品に対する言及はとても多く、しかしこれまた伝記なので当然のことながら、作品写真の掲載は非常に限定的にとどまっている。イサムの作品が観たくてたまらなくなってしまった。札幌市(モエレ沼公園と大通公園にあるブラック・スライド・マントラ)と牟礼町(イサム・ノグチ庭園美術館)には是が非でも行かなくてはならないが、北海道と香川県は、羽田から飛べばすぐとは言え、やはり近くない。時間の使い方が異様なまでに下手な僕には、なかなかのハードルだ。とりあえず、今月中には赤坂の草月会館を訪れることと、和室に置く『あかり』を1つ買うことを自分に課してみる。
 伝記や歴史物というのは、いかにそれが史実そのもののようでも記録の断片を織り合わせた私見だというところが、きっとおもしろさなんだろう。塩野七生を十数冊ほど読んだりするようになり、ようやくそんなことを想い起こすようになった。僕はとてもスローだ、良くも悪くも。
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by mono_mono_14 | 2005-03-05 23:59 | 本/libro | Comments(0)
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