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ビジネスと街

Ho visto un programma di TV sugli investimenti immobiliari americani a Tokyo. E' stato molto interessante pero' al tempo stesso mi sono sentito delle paure che danneggiaranno le nostre citta'. Sarebbe giusto come un affare ma non mi sembra culturale.

 日曜の夜9時からやっていたNHKスペシャル『巨大マネーが東京をねらう 〜オフィスビル投資の舞台裏〜』を観た。最近、入門書を何冊も買って独学にハゲんでいた事柄だったので。それに受信料も払ってることだし。

 フォーカスの微妙な特集だったけど、印象的だったことがふたつある。
 1つめ。地方都市の信用金庫が適当な投資案件はないかと思案し、この外資の投資法人が仕組んだ投資案件に興味を持った。外資の会社から営業の人が説明にくる。信金のトップが揃って迎える。今はみなさんがやってきたような不動産評価の考え方とは全く違うんですよ、なんて言われ(もちろんそれなりに穏やかにだけれど)、信金のお歴々は、内心はともかく、その指摘を受け入れざるを得ない。結局、信金はその投資案件に乗ることにしたようだった。外資がニヤリと祝杯を挙げる。詳しく取り上げられたわけではなかったけど、勢いの差を必要以上に感じさせられた。かつて三浦カズがバッシングに遭い、中田ヒデが持ち上げられた時みたいな感じ。カズやヒデ(=信金や外資)を正当に判断した結果とは少し違うニュアンスを帯びてしまっている気がする。
 2つめ。番組のエンディング、アメリカ本社だかの偉い人の「日本のオイシイ物件は少なくなったので、そろそろ切り上げどきだと思ってる。もう十分儲けたから、これからは中国でがっつり儲けたい」みたいな一言があり、在日法人の偉い人の「日本の地方都市ではまだまだオイシイ物件があるよ、これからは地方を攻めてがっつり儲けたいね」なんていう、宣言(?)で締め括られた。ハシゴをかけますからどうぞこちらにお登りください、と持ちかけておいてハシゴを外す。ハシゴを外されるかもしれないリスクは、あなたが見込んでおかなければいけなかったんですよ、と言ってのける。なんか、そういう感じ。それがビジネスと言えばそうなんだろう。ビジネスだけによりかかって動かしていいこともあるだろう。でも、街なんていうのは、ほんとはそういうものではないはずだ。甘い? そうだね。でも、利益を絞れるだけ絞って、その絞りかすを野ざらしにしていくような振る舞いには、やっぱり共感できない。こんなことでは日本の街はきっとオカシクなる。

 でもね…。外資が何百億円という金をつぎ込むような、そんな話だけが街をオカシクしているワケじゃない。僕の家の近所にあった小さな生鮮スーパーがコンビニになり、ある日、お酒を売るようになった。その近くにある酒屋さんはすごく大きな打撃を受けていると思う。見るからに元気がない。つぶれてしまうかも。すごく心配だ。ずいぶんと長いこと、生鮮スーパーと酒屋さんが仲良く共存していて、その街のみんなの暮らしを支えていたのに、気がつくとコンビニ1軒になってしまう。とても暮らしが豊かになる方向へ変わったとは思えない。そしてこの変化は、ついついコンビニでお酒も買ってしまう僕らみんなが呼び込んだものなのだ。
 実は、いろんなところで、街って瀬戸際に来てる。都市計画の人は、そうとう頑張りどころだ。
by mono_mono_14 | 2005-02-07 23:59 | 雑/quotidiana | Comments(0)
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