K坂の情景 4
路地は、その入口であんなにも親しげにこちらを誘っておきながら、いざ足を踏み入れてみると、おい、どこへ行くつもりなんだ、と問いたださんばかりの空気を漂わせたりもする。でも、この小舗石舗装は、誰もがここに入り込んで差し支えないことの証だ。よそから来る人に、いかにも路地だという感じを味わってもらおうというおもてなし(あるいは下心)が、この路地を生み出している。そのことを否定しようとは思わない。[2009.07.22-14:06]
by mono_mono_14
| 2009-07-24 11:45
| 街/citta
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