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スペインとイタリア

 なぜだかキックオフに間に合うように目を覚ますことができ、なぜだかあのような(よく言えば息の詰まるような、悪く言えば退屈なほどにじれったいような)試合を120分以上も観ていられる。それがなぜなのかは、よくわからない。おそらくは、僕のうちなる地中海性気性が支えてくれているのだろう。
 西国には決勝まで勝ち上がってもらいたいが、この日の出来で前日の出来のロシアと当たったら、今度は粉砕されてしまうだろう(こういう比較には何の意味もないのだが)。

 イタリアのクリエイティビティは、その多くをピルロに負っていることと、キエッリーニとパヌッチの出来からすると、精神的な問題はあるにしても、カンナヴァーロ不在を言い訳にするのは難しいということと(イタリアのセンターバックのプレーは、そこらのファンタジスタなんかよりよっぽどファンタスティックだ)、どうやらフォワードはなかなかの人材難なんだなということを感じた明け方の2時間だった。
by mono_mono_14 | 2008-06-23 14:01 | 蹴/calcio
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