『新しい戦略 景観』

I paesaggi sarebbero potuti situare per le nuove storategie urbane anche in Giappone. Sono andato ad un seminario "Nuove strategie di paesaggio" all'Istito Italiano di Cultura. Ho potuto sapere che anche in Bel Paese ci sono dei paesaggi peggio e gli urbansti cercano le soluzioni che mi hanno confortato.

 仕事は押していたが、朝から晩までシンポジウムに出てみた。イタリア文化会館のアニェッリホールで開かれた『新しい戦略 景観』と題されたシンポジウムは、一部、期待はずれの部分を含みながらも、なかなかに刺激的なものだった。アルベルト・クレメンティ教授とモゼ・リッチ教授のプレゼンテーションが興味深かった。クレメンティ教授が編集したというビデオは売ってほしいほどの内容だった。彼らの講演や発言がイタリア語で理解できたら、もっとよかった。わりとゆっくりと話してくれていたけれど、僕のイタリア語能力でどうにかできるわけではなかった。

 観光客として駆け足を披露する限りではあまり気づかないことかも知れないが、イタリアにだって、日本と同じように、インターチェンジ周辺の乱雑で大味な景観もあるし、リゾート法に踏み荒らされた後に見捨てられた海岸や山麓もあるのだった。当たり前か。でも、そういうことが当たり前だとは思っていなかったし、そういうことは伝えられてこなかったのだ。
 いま、イタリアで大きな力が注がれていることのひとつに、身近などうってことのない景観に価値を見出し、その価値を高めていくことのようで、そのことを聞けただけでも、このシンポジウムに出た甲斐があった。そういうアプローチは日本にだって必要なはずだし、いま、僕が関わっているとある仕事にも、ほとんど直結していると言ってもいいほどの眼差しなのだった。脳のどこかがちょっぴり覚醒した感じがした。血管が詰まったんじゃないだろうな。
 この後、夕方6時半を回ってから会社に戻り、会社を出たのはそのほぼ12時間後ということになってしまったのだけれど、でも、よかった。

b0018597_1335265.jpg このシンポジウムは、事前の参加申込は必要なのだが、無料だった。にも関わらず、簡単なランチが振る舞われた。カポナータ、ラザーニャとラビオリ、パン(と言うかグリッシーニとケーキ)のワンプレート。飲み物つきで飲み放題。驚くべきことにと言うべきか、当然のことながらと言うべきか、その判断は迷うが、ワインも並んでいる。昼食時間に割り当てられているのは1時間半(長)。昼休みの始まりは13時半(遅)。いろんなところがイタリアなのだった。
 初めて入ったアニェッリホールは、そのシートがカッコよくて驚いた。本革張りだ。カッコはいいものの座り心地が悪そうな見た目だが、その予想を裏切る快適さで、また驚いた。その辺の映画館なんて到底敵わない。デザイン王国の底力を見せつけられた思いがした。いろんなところがイタリアなのだった。
 シンポジウムの時間割は、ふたを開けてみればめちゃくちゃで、45分の見積もりが20分程度で終わってしまうところもあれば、150分の見積もりの中に180分を超えるような企画が並べられていたりした。午後の部はいかにも消化不良に終わってしまった。いろんなところがイタリアなのだった。
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by mono_mono_14 | 2007-05-30 23:59 | 伊/italia | Comments(2)
Commented by mariko at 2007-06-02 12:44 x
おーmonoさん行かれたんですねー!しかも朝から晩まで、すごい
ほんとは私も行くはずだったのですが行けなくなってしまったのでした;
というか他の作業しているうちにすっかり忘れてしまっていたのでした;
やばい、その熱意、見習わなくては。。
Commented by mono_mono_14 at 2007-06-02 17:57
>>marikoさん
行ってみましたよ。marikoさんも来てるのかなーとか思いましたが、サボったんですね(笑)。総合的に評価すればおもしろかったと思います。
僕はmarikoさんの先生の老けなさとか人生が楽しそうすぎるところとかを見習いたいです(笑)。
院はどうですか? って、猛烈に忙しそうですが、がむばってくださいね。
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