岡本太郎記念館にて
芸術が爆発かどうかはさておくとしても、岡本太郎が遺した作品は、やっぱり何かが奔放に迸っていて、そのことを「爆発」と呼ぶのなら、確かに芸術は爆発だ、少なくとも岡本太郎の芸術は爆発だと言えそうだ。もっとも、爆発という語から思い起こされる「荒さ」とか「破壊」とか「恐ろしさ」なんかとは、ずいぶん違う趣だとも思う。もっと暖かく微笑ましい、何て言うか、「抑えきれないやんちゃな気持ち」だとか、「慈しみ尽くせない優しい思い」とか、そういう類のエモーションが溢れ出てくる感じだ。 青山の岡本太郎記念館で、蚊に刺されたりしながらも、岡本太郎の作品を観てきた。あの作品たちは、もう半ば地霊になりかかってるんじゃないか。おもしろかった。それ以上のコトバはなくてもいいんだと思う。館内も庭も写真を撮り放題なので、足を運ぶ際はぜひカメラの用意を。 ・・・というわけで、あとは野暮ったいコトバに代えて拙い写真を(ってどっちもどっちだな)。無意味にいつもより写真を大きくしてみた。 さ、もう何も言うまい。つか言えない。めくるめく太郎ワールド。蚊や蜂に注意して満喫すべし。
by mono_mono_14
| 2006-08-18 23:59
| 文/cultura
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