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激突するスピリット Germany2006 #10

Purtroppo devo dire cosi'; finalmente i Mondiali hanno cominciato ed il Giappone non c'e'. Dagli ottavi sono i Mondiali, senza dubbio. La Germania ha giocato con le grandi emozioni e la Svezia invece ha perso i suoi giocchi. Il Messico ha fatto una partita grande pero' l'Argentina non l'ha accettata.

激突するスピリット Germany2006 #10_b0018597_17134183.jpg ああ、やっぱり1/8ファイナルからがワールドカップなんだな。そう思わざるを得なかった。グループリーグはまるで単なるウォーミングアップだったかのようだ。そしてオーストラリアはこの場でイタリアに臨むのだ。どうしてそれが日本でなかったのだろう。言っても詮ないことだけれど。はぁ。

 とうとうワールドカップ(=決勝トーナメント)が始まった。ホームのドイツは、スタンドも含めた一体感を持ってスウェーデンを飲み込み尽くし、メキシコは臆するところなくアルゼンチンを迎え撃ち、アルゼンチンもやすやすとは撃たれなかった。寝ぼけ眼でテレビモニタを眺めるだけでも、前日までとは全く別のイベントになっていることがはっきりとわかる。グループリーグの3試合とは全く違う世界。そして、繰り返すけれど、そこに日本は参加していないのだ。

 スウェーデンはやや自失気味の試合運びを呈してしまったが、他の3チームはそれぞれに異なるスピリットを披露した。ホームのドイツは使命感に裏打ちされた武骨ながら尽きることのないゲルマン魂を、メキシコは南米の雄に勇猛果敢に挑むアステカ戦士の研ぎ澄まされた闘争心を、アルゼンチンは思うに任せないコンディションながら、決して負けないという強い気持ちを胸に輝く2つの星のプライドに込めた。
 中でもメキシコの戦いぶりは素晴らしく、本来、日本がブラジルを相手に披露すべき戦いがどんなものであったのかをデモンストレーションしてくれているかのようだった。アルゼンチンとメキシコの力の差は、ブラジルと日本のそれよりは遙かに小さいけれど、それでも、この試合でメキシコが勝てばグレイト・アップセットだったのは間違いない。そして、ほとんどそれに成功しそうな試合ができていたのだ。しかし、そうは問屋が卸さないのが一握りの列強の列強たるゆえんで、サッカーの神様がボールに宿ったかのようなマキシ・ロドリゲスのボレーシュートでアルゼンチンが次のステップへと駒を進めた。ドイツとの決戦が楽しみ。
by mono_mono_14 | 2006-06-25 16:03 | 蹴/calcio
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