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何だって言うのさ Germany2006 #4

Non c'e' niente da dire per questo caso. La squadra piu' forte sarebbe stata l'Australia quindi ha vinto ed abbiamo perso. Basta. Nakata dovrebbe rimanere in centrocampo e Nakamura dovrebbe correre in piu'.

何だって言うのさ Germany2006 #4_b0018597_17134183.jpgサッカー日本代表を応援しよう! オーストラリアは愚鈍で力強かった。日本はとても巧く繊細だった。結果、彼らに初勝利を謹呈してしまった。あーあ。ワールドカップでもこんなにウブな負け方ができるんだからすごいぞ。1998年のフランス大会予選、国立で韓国に逆転負けを食らったあの試合を思い出した。中田のポジションを上げて小野を入れた交代も、負けを誘発した9年前の韓国戦の交代を彷彿とさせた。中田は中盤のヘソに置き続けた方がいいと思う。

 何だか言うことがないなあ。ほんと言うことがないよ。

 同点ゴールは川口が前へ出すぎたミスだと思うけど、何本も決定的なピンチを食い止めたし、責める気にはなれない。駒野も責めてもしょうがないけれど、3失点目、ワールドカップで中央をああいうふうに抜かれることって、あり得ないと思う。前半、とてもアカンたれだと思った宮本は、後半、中沢とともに鬼神の守りを見せた。にも関わらず、ほんの10分の間に3本も決められたら、よくやったと言ってあげにくい。でも、よくやっていた。中村は、特に後半は、ノリきれないファンタジスタの典型のようなプレーぶりだった。MVPはオーストラリアの誰かだと思うが、日本から選ぶなら福西だと思う。
 しょうがないから、1勝2敗でしぶとく勝ち上がるようなリアリズムを体感するドイツ大会ってことで。もっとも、その観点からも得失点差−2というのはものすんごく痛いんだけど。
 正直、想定の範囲外の完敗で、やるかたない思いを抱えて眠れぬままにアッズーリの(こちらも負けず劣らず微妙な可能性が低くない)戦いを迎えたりしそうだ。僕はうだうだ引きずりながら次のビールを開けるけど、チームの皆さんはスカッと切り替えてよい準備を。
[pagelle capricciose]
川口5.5 川口らしい好セーブと川口らしいエラー。とても責められないが悔やまれる。
坪井5 相手を離す場面あり怖い。フィジカルの限界早く訪れすぎ。
→茂庭5 おそらくゲームの流れにうまく乗れなかった。
→大黒sv
宮本5.5 前半、危険度高し。後半はよかったのだが。
中沢5.5 不要なファウルもあったが総じて堅実。
駒野5.5 攻守ともにまあ及第点。ただし3失点目の対応はいただけない。
三都主5 存在感薄かった。特に後半になってからは沈滞。
福西6 冷静で安定。急所での顔出しも特筆もの。あのシュートが枠に行けば...。
中田英6 豊富な運動量。ミスの少ないプレー。もっとシュートを打ちたかった。
中村5 運動量が足りない。プレースキックの精度ももうひとつ。ラッキーなゴールも色あせる。
高原5.5 悪くなかったが、徐々に存在感をなくしていった。
柳沢5.5 安定していたしボールとの絡みもよかった。ただ、シュートがなさすぎる。
→小野sv

ジーコ5 もう少し状況を好転させるべく打つ手はあった。

by mono_mono_14 | 2006-06-13 00:50 | 蹴/calcio
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