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ワールドカップ、組み合わせ決まる

 ワールドカップの組み合わせが決まった。フランス大会に出た時や韓国と共催した時と較べて、今回の組み合わせ抽選には、自分でも驚くほど意識薄弱だったな。たった3回目で慣れてしまうようなイベントじゃないだろ、と思うのに、何となく盛り上がりきっていけなかったりするのは、傲慢かも知れないほどだ。いかん、いかん。
 ブラジル、クロアチア、オーストラリア。フランス大会の時とものすごく似ている。あの時は監督が1勝1分1敗という実直すぎる目標を掲げて(1敗という目標はどうよ?)決勝トーナメント進出を目論んだが、敢えなく全敗、最下位に沈んだ。今回も早くも似たような皮算用が飛び交いそうだ。
 まったくアテにならないFIFAランキングでは、日本はF組ではブラジルに次いで2番手のようなのだけれど、とてもそうは思えない。明らかに4番手というほどの差をつけられているわけでもないけれど、真剣勝負での火事場の馬鹿力の発揮具合ではいちばん劣りそうな気がする。無意味にペシミスティックになってしまう。
 半年なんてアッと言う間に経ってしまって、どきどきの初戦を迎えるんだろうな。98年にアルゼンチンとの試合を迎えた時は、テレビの前だったけれど、ちょっと胸にこみ上げるものがあったのを思い出す。ワールドカップであのアルゼンチンと相まみえるなんて。ガラガラの国立で緩い試合を観ていた身からすると、ホントに信じられない瞬間だったな。6月までには、あんなピュアな(?)気持ちを取り戻しておきたい。

 イタリアは、見かけよりも厳しい組に入ったが、比較的恵まれた組み分けだったはずの2002年も青息吐息の一次リーグ突破だったので、あの国には組み分けの妙が通じないんだと思う。やや厳しい組ではあるけれど、いつも通り、へろへろとであっても決勝トーナメントに進んでくれることを期待している。もしかしたら日本と当たるかもね。

 スイスに住む友だちが、リアルタイムの速報を携帯にメールしてくれた。スイスもチャンスがある組に入ったと思う。ハイジが似合いそうなのどかなところに暮らしている(らしい)彼女だけれど、それでもワールドカップに沸き立つヨーロッパのただ中にいるわけで、それは東京から見ればやっぱりすごいことだよなあという気がする。
by mono_mono_14 | 2005-12-10 23:59 | 蹴/calcio
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