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猫は犬ではない・・・

 思いがけずに「CATS」なんていうミュージカルを観に行くことになった。五反田と大崎の中間に唐突気味にある専用劇場は、コンパクトで臨場感のあるなかなか面白いハコだった。座席間も割とゆったりしていたし。
 肝心のミュージカルの方は、ストーリーのキモが今ひとつわからず。と言うかストーリー自体もよくわからなかったのだけれど。エンディングの大合唱の主題は「猫は犬にあらず」。ずしんと受け止めた・・・ってどうしろというのか、この歌を聴いて。三大テノールがカラカラ浴場で奇跡の競演をした時にも取り上げられた「メモリー」は、やけに唐突に歌われてびっくり。全体にわたってダンスというかアクターのカラダのキレがすごかったのにはアプローズ。バレエっぽい躍動感にあふれていた。つまり、ブルースブラザースみたいに、ストーリーはともかく場面ごとのパフォーマンスを楽しんでよ、というエンターテイメントなんだろうか。捉えどころのピンと来ない作品だったけれど、客席から判断するに非常に幅広い客層に支持されているようで、これにもびっくり。それにずいぶんとロングランだよなあ。なんだかフシギだ。
 結論。いろいろびっくり。
by mono_mono_14 | 2005-10-29 23:59 | 芸/arte
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