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さまざまな秋模様

 文献を読みましょうというシゴトがあり、都内でも有数の売り場面積を誇るというジュンク堂書店池袋本店に出向き、事前に狙いをつけていた本を中心に都合8冊約2万円の本を買い込んだ。読まねば。難儀だ。半強制的な読書の秋、到来。
 買い物メモにはなかったが書架で見つけて衝動買いふうに買ったのが『都市の鍼治療』という風変わりなタイトルの本。これは、先進的な都市政策の実践で世界的に勇名をはせたブラジルのクリチバという街(若かりしカズもこの街のチームに所属していたことがある)の市長さんが自らの実践や世界各地の注目すべきサンプルをエッセイふうに書いた本。帯にはオスカー・ニーマイヤー翁の推薦文が載っている。短いトピック的な内容の文章が束ねられている本で、街のありように関心のある人にはおもしろく読めそう。きっと世界中にこういう優れた(希望的観測、まだ読んでいないので)ささやかな本があるんだと思う。日本語訳が出るのはありがたい。いろいろなコトバに興味を持つ日本人がいることは、やっぱりいいことだな。

 半強制的な読書の秋だけでなく、芸術の秋も到来の予定。今月は、とても興味深い展示が次々に始まるのだ。東京都現代美術館での『イサム・ノグチ展』、六本木ヒルズの森美術館での『杉本博司 時間の終わり』、D-秋葉原テンポラリーでの『ジャン・プルーヴェ展』と『9坪ハウス展』、松下電工汐留ミュージアムでの『建築家清家清展』(これは9月が会期末)などなど。どれも絶対に行こうと意気込み満々。岡本太郎記念館にも足を運びたい。

 そして、スポーツの秋。なんとしても"Kaji"と"Kazu"を見に行かねば。自分がサッカーをする機会はなかなかなさそうなのが残念。
by mono_mono_14 | 2005-09-12 23:59 | 雑/quotidiana
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