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ミモザの日

Oggi e' la festa della donna che gli uomini ringraziano alle donne col mazzetto di mimosa. Mi piacciono i fiori di mimosa, anche se raramente li ho comprati. Questa primavera infiorerei l'entrata del mio appartamento con i gialli di mimosa. Sarebbe fantastico.

 今日、3月8日は「国際女性デー」なんだそう。イタリアでは「festa della donna」、女性の祝日と呼ばれ(休みかどうかは知りません)、男性が女性に感謝の意(もちろん愛情でもよい)を込めてミモザの花を贈る風習があるらしい。ミモザの日だ。想像をたくましくするに、“義理ミモザ”も飛び交うのだろうが、“意を決したミモザ”に想いの丈を込めることもあったりするのだろう。いずれにしろ、ホワイトデーなんかよりもずいぶん素敵な話だと思う(もっとも、今年の場合、イタリア男の興味はチャンピオンズリーグの1/8ファイナルの第2戦かも知れないけれど)。
 ミモザという花を僕が知ったのはほんの数年前のこと。友だちに教えてもらった。華々しくはないのにいかにも春らしく華やいだ花で、花屋の店先で見かけるたびにどんどん気に入っていった。春めく陽気がキブンを後押ししている部分もあるのかも知れない。実際に買ったことはほとんどないので、今年は玄関にでも小さく飾ってみようか。・・・などと思ったりするのは、今日の東京がいかにも春めいたぽかぽか陽気だからかな。
 東京ディズニーランドの周りをぐるっと1周するモノレールがある。数年前の今頃、シゴトで浦安に行ったついでに、ただぐるっと1周乗ってみたことがあるのだが、その窓からディズニーランドを取り囲む木立のなかに、黄色い小さな花をたくさんつけて霞むように立っている大きな木を1本見つけた。きっとあれはミモザじゃないかと目をこらした。はっきりしなかったのだけれど、ミモザだと信じ込んでいる。花屋で見かけるミモザは小枝になっちゃってるから、ミモザがあんなに立派な木だなんて思いも寄らなかったのだけれど、確かにミモザは木で、つまりあの可憐な黄色い小さな花は、菜の花のように咲くのではなく桜のように咲くのだった。あの大きなミモザ、今年もディズニーランドの裏手でひっそりと黄色い花を輝かせているのだろうか。
by mono_mono_14 | 2005-03-08 15:10 | 雑/quotidiana
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