日本対ヨルダン[亜杯1]
Zac Giappone ha preso una bella esperienza (magari) da un pareggio della prima partita della Coppa d'Asia.
アジアカップ1次リーグB組第1戦、日本対ヨルダン。1対1のドロー。勝ち点1。ピッチ上の顔ぶれが「わくわく」するからといって、試合内容が「わくわく」したものになるかというと、それはまた別の問題だ。今回は「じりじり」「どきどき」といった語をあてたくなる試合になった。ザッケローニは、こういうサッカーをやらせようとしているのかな、というのが見えづらく、選手それぞれが気ままにやっているように見えたのが、結果以上に残念だった。そして、気ままにやっているように見えるわりには、気持ちが入っているようには見えなかったのも残念だった。オレたち、どんなサッカーやる? とお互いに訊き合っているような、手探り感と手詰まり感があった。テクニックとフィジカルはおおよそ心配のないレベルにありそうだったが、戦術とメンタルの面では、必ずしもそうとは感じられなかった。 格下相手にかろうじて引き分けるスタートというのは、それなりにイタリア風味ではあるが、試合中のザッケローニの表情は、ほとんど疫病神に取りつかれたかのような冴えないものだった。それでも、国内の練習試合でアルゼンチンに勝つことよりも、中東の地で、何とか日本に一泡吹かせてやろうと向かってくる相手に、ロスタイムに追いついてかろうじて勝ち点1をもぎ取る、というようなことがリアリティなのであって、そういう経験にこそ意味があると思う。シリア戦ががぜん楽しみになった。
by mono_mono_14
| 2011-01-11 14:49
| 蹴/calcio
|
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
記事ランキング
|
ファン申請 |
||